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山本杏奈&高松瞳が語る=LOVE“新章”「もう少し自分たちの夢を伝えていかないといけない」

WEBザテレビジョン

指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ=LOVEの初ライブフィルム映画「=LOVE Today is your Trigger THE MOVIE」が、9月22日(金)から全国で公開される。

■オーディションから現在に至るまでの6年間

=LOVE全国ツアー2023「Today is your Trigger」追加公演の日本武道館でのライブパフォーマンスを映画化した本作。イコラブの愛称で親しまれる彼女たちの、オーディションから現在に至るまでの6年間を、ライブ映像やインタビューと共に振り返る。

本作の公開を前に、メンバーの高松瞳と山本杏奈の二人に、グループへの思いや今後の展望を語ってもらった。

■初対面は年下に見られていた山本杏奈

――=LOVEメンバーと初めて出会った時の気持ちを聞かせてください。

山本:かわいいなと思っていたはずですが、当時は緊張しすぎていて、あまり記憶がないんです(笑)。私は(野口)衣織と目を合わせて頷いている映像が残っているんですが、初対面で頷いていたのは、今考えたら面白いです。(音嶋)莉沙が「人」という字を手に指で書いて食べているシーンもあって、莉沙らしくてかわいいです。

高松:私も人見知りだったので誰とも話せなかったんですけど、(齊藤)なぎさ(2023年1月に卒業)と(瀧脇)笙古とはオーディションの組が一緒で、朝から長い時間一緒にいたので、二人とは早くからなじんでいました。特になーたん(齊藤)は並びも隣でしたし、ずっと一緒にいた記憶があります。

杏奈には「年下だよね」と話しかけたんですよ。中学生くらいかと思っていたら、私の3歳年上でした(笑)。

山本:野口衣織にも「ねえ何歳?」って聞かれて、私が答えたら衣織が「すみません! 年上でした」って言われました(笑)。

■山本杏奈、リーダー発表で「頭が真っ白に」

――そんな山本さんがグループのリーダーですが、決まった当時はどのような心境でしたか?

山本:イベント中、指原さんからのお手紙で発表していただいたんですが、自分でも予想もしていなかったことでしたし、ファンの方の前での発表だったので、頭が真っ白になった記憶があります。最初はやっぱり不安でした。

でも発表の後、ステージの外でメンバーが寄ってきてくれて、すごくうれしかったんです。不安が少し無くなった瞬間でもありました。

――その後、徐々にリーダーという立場がなじんでいったのでしょうか?

山本:それまでも、メンバーに「こうしよう」と言う方ではあったと思うんですけど、それは逆に、リーダーという肩書きがなかったから何も考えずにできていたことだったと思うんです。リーダーという肩書きが付いてからは、責任を持ってそれをしなければいけないということなんだ、とすごく思いました。

今でもリーダーとしてしゃべる時は緊張するし、なんなら円陣でも緊張しています。人に注目されると緊張してしまうので、円陣で話すことはメモをするようにしています。

■高松瞳「杏奈がいなかったら=LOVEが成り立たない」

――高松さんから見て、山本さんはどんなリーダーですか?

高松:杏奈がいなかったら無理です。=LOVEが成り立たない。今年開催した=LOVE、≠ME、≒JOYでの合同フェス「イコノイジョイ 2023」なども成り立たないと思います。杏奈はいつもメンバーのことを気にかけてくれています。

ただ、円陣で緊張しているというのは知りませんでした。最近、円陣はコンサートの動きを確認する場になっているんですよね。杏奈が円陣で確認してくれるから、私は安心できるんですよ。

山本:スタッフさんから「言ってね」と言われたことを、「全部言えているかな」「私が言い忘れたらやばいぞ」という不安があるんです(笑)。

高松:重荷になっちゃっていました…(笑)。

――山本さんが確認してくれるからと言って、気を抜いていたら大変ですね(笑)。

高松:しっかりします(笑)。

■センターとしてグループを引っ張った高松瞳

――高松さんはデビュー時からセンターポジションに立って、グループを引っ張ってきました。改めて6年間の活動を振り返っていかがですか?

高松:センターの時は、心が落ち着いていた時がなかったと思います。がむしゃらすぎて落ち込むような時期もあって、私は1年間活動を休養させていただきました。その後からは気持ちを切り替えることができて、私らしくポジティブに考えられるようになりました。

当時、思い描く理想な状態でセンターをできていたかというと、そうではないかもしれないと思うことも多いので、悔しい思いもあります。

――どんな心境の変化がありましたか?

高松:「私だからこういう表現をする」「私だからこういう見た目でいく」というふうに、なりたい自分というものを改めて考えられるようになりました。

■山本杏奈「瞳が笑顔で、幸せに活動してくれることが大切」

――山本さんはグループの変化をどう感じていますか?

山本:センターを経験しているメンバーにしか分からない苦労やさまざまな感情があると思うので、センターについて私が語ることはできないと思っています。

ただ、寄り添えるのは周りのメンバーだし、メンバーみんなが思っているのは、瞳が笑顔で、幸せに活動してくれることが大切なので、瞳がこう言ってくれていることが、私は一番うれしいです。

私たちからしたらセンターの瞳はすごく輝いていたし、あの時の=LOVEに一番合っていたセンターは瞳だと思うので、ありがとうの気持ちでいっぱいです。

■これからの=LOVE…「もう少し自分たちの夢を伝えていかないといけない」

――これからの=LOVEについて、抱負を聞かせてください。

山本:今回は新体制になって初めての日本武道館だったので、=LOVEの新章のスタートだと思いました。日本武道館に憧れているアイドルさんはたくさんいらっしゃると思うし、私もその一人だったので、こうしてフルキャパシティの日本武道館に立てたことはすごく幸せでした。

でも、そこで止まっていたら私たちはそれまでだとも思うんです。私たちは今まで、あまり目標を言葉にしてこなかったので、ファンの方を不安にさせてしまうこともあったと思うんですが、これからはもう少し自分たちの夢を伝えていかないといけないなと思いました。

10月18日(水)、19日(木)の6周年コンサート「=LOVE 6th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」では、さいたまスーパーアリーナのステージに立たせていただきます。不安もあるけど、楽しみに思っているので、みんなと一緒に一つずつ大きなステージに行けたらいいなと思います。

会場が大きくなることによって、寂しいと言ってくださるファンの方もいらっしゃるんですが、その気持ちもすごく分かるので、会場は大きくなってもファンの方との心の距離は近く、どんどん縮めていきたいなと思っています。

■不安だった新体制で初の公演…日本武道館で自信が確信に

高松:新体制での初の公演はすごく不安でした。でも、公演を重ねるごとに不安がどんどんなくなって、自信につながっていったんです。その自信が確信に変わったのが日本武道館公演でした。あの景色とあの声で「私たちはまだまだ行ける」と自信がつきました。

でも、さいたまスーパーアリーナはまさかのまさかだったので、まだ不安なんです(笑)。「=LOVE 6th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」も、今回の日本武道館公演のように自信につなげられる公演にできたらいいなと思っています。

◆取材・文=山田健史
※高松瞳の高は正しくは「はしご高」

 
   

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