ノルウェーの神童は逞しいリーダーへ成長した
期待の若手と言われていた時代は過去となり、アーセナルでプレイするMFマルティン・ウーデゴーは頼れる絶対的リーダーへと逞しく成長した。
今季も開幕からキャプテンマークを巻いて全試合に先発しており、24歳のウーデゴーは今のアーセナルに欠かせない。10代の頃より絶賛されてきた技術は天才的で、そこに加えて体の強さやリーダーシップも身についた。
昨季はMFながらプレミアリーグで15ゴールを記録していたが、今季も5試合で2ゴールを記録。バイタルエリアからウーデゴーが放つシュートはアーセナル必殺技の1つとなっている。
その活躍ぶりから、英『GIVE ME SPORT』はウーデゴーがアーセナルのレジェンドと呼ばれる日がくるかもしれないと主張する。
「ガナーズのレジェンドといえば、例を挙げればパトリック・ヴィエラ、デニス・ベルカンプ、ティエリ・アンリらだ。彼らはアーセナル最高の選手たちであり、何より彼らが在籍中にクラブはトロフィーを掲げている。2003-04 シーズンにはインビジブルがあり、ガナーズはシーズンを通して無敗でプレミア リーグのタイトルを獲得した。この議論の中にウーデゴーの名前が挙がるまでにはしばらく時間がかかるかもしれないが、いつか彼はそうした存在になるかもしれない」
重要なのはタイトルだ。昨季はプレミアリーグのタイトルに近づいており、ウーデゴーやブカヨ・サカらのクオリティを考えれば今季もチャレンジできるはず。その際にはウーデゴーもクラブを代表するレジェンドの1人に数えられる可能性があり、ウーデゴーは現アーセナルの柱と呼べる存在にまで成長している。