
現役東大生を相手に「漫才ワークショップ」
NON STYLEの石田明が9月20日、脳科学者の茂木健一郎氏について「茂木さんって芸人がいじると変な感じになるんですが、東大生がいじるとすんなり入ってきますね(笑)」などと語った。
この日、石田は吉本興業と東京大学が立ち上げた「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト」の一環として行われた「笑う東大×学ぶ吉本 SDGs人材交換留学漫才ワークショップ」で講師を務めた。ワークショップでは石田が漫才の作り方についての講義を行い、学生同士が当日にコンビを組んでネタ作りに挑戦。最後は漫才を披露した。
石田が一番面白かったと感じたコンビに贈る「石田賞」は佐藤秀俊さん(教養学部教養学科3年)と中尾竜也さん(法学部3年)の「めがねとすねげ」が獲得。「東大に合格できる方法を教えます」という口上で始まった漫才は脳科学者の茂木健一郎氏が提唱する「アハ体験」をネタにしたもの。

石田はネタ後のコメントで「茂木さんって芸人がいじると変な感じになるんですが、東大生がいじるとすんなり入ってきますね(笑)。芸人はなかなか茂木さんのことはいじれないですよ。茂木さんは芸人のこと、めっちゃいじりますけどね。僕らはいじれないんで、すごくいい角度で入っていましたね、ボケが。気持ちよかったですね」などと語った。全組のネタ終了後の総評の際にはこの日、司会進行を務めたお笑いコンビ「てんぐ」の「石田さんが茂木さんのことを言った時だけ(記者の)手がすごく動いていた(笑)」に「やめろよ~。書くなよ(笑)。でも向こうに言われてるんですから、僕らにも言う権利はありますよね(笑)」などとも語った。
茂木氏はこれまで何度も日本のお笑いを批判。今年8月にも自らのX(旧ツイッター)で日本のお笑いへの批判をつづっていた。