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東、重圧を力に6連勝=オリックス、いよいよM2―プロ野球

時事通信ニュース



オリックスの東は確信した。最大のピンチとなった五回。2死満塁から山口の打球は左翼フェンス際まで伸びたが、「バットの音もおかしかったし、打った瞬間に打ち取ったと思った」。ボールが左翼手のグラブに収まったのを見届け、ほっとした表情を浮かべた。
最速155キロの直球と多彩な変化球を効果的に使った。「少し回の途中でばらついた部分があった」という投球フォームも、試合中にきっちりと修正。7回1失点で無傷の6連勝とし、「リードを守り切れてよかった」と喜びに浸った。
登板を重ねる中で自身の成長を実感している。この日は七回に154キロをマークするなど最後まで球威は十分。「下半身が疲れないので、平均球速が落ちないのかな」。勝負どころで先発陣の好投が続いている現状も、「プレッシャーでしかないが、それで『よし、頑張ろう』となる」と力に変え、マウンドで腕を振っている。
優勝マジックはいよいよ2となった。普段は優勝について問われても意に介さない中嶋監督も「しっかり勝って決めたい」と力を込める。育成出身右腕の力投で3連覇がはっきり見えてきた。(了)


 
   

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