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新垣結衣&稲垣吾郎らの意味深な表情を捉えた予告映像が解禁、主題歌はVaundyの「呼吸のように」<正欲>

WEBザテレビジョン

朝井リョウによる小説を映画化した映画「正欲」の予告映像と本ビジュアル、主題歌が公開された。稲垣吾郎、新垣結衣をはじめ、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香など豪華俳優陣が、家庭庭環境や指向、見た目など、様々に異なる5人を演じる。まったく接点がないように見える彼らの距離が少しずつ近づいていき、予想もできなかったある事件をきっかけに交差する。

■人が生きていくための推進力になるのは何かというテーマを炙り出す衝撃的な物語

映画「正欲」は、朝井リョウによる作家生活10周年で書き上げた渾身の一作である同名小説を「前科者」を手がけた演出家・岸善幸と、脚本家・港岳彦が、原作とはひと味違うある種のラブストーリーとして映画化。生きていくための原動力が、「当たり前」が違う人たちの人生を、大胆な演出表現をもって映像として浮かび上がらせる。

妻と息子と3人でマイホームに暮らす検察官、寺井啓喜役を演じる稲垣、広島のショッピングモールで働く契約社員、桐生夏月役を演じる新垣をはじめ、両親の事故死をきっかけに広島に戻ってきた夏月の同級生・佐々木佳道役に磯村、ダンスサークルで活動し、大学の準ミスターに選ばれるほどの容姿を持つ諸橋大也役に佐藤、大也と同じ大学に通う神戸八重子役に東野、と豪華キャストを迎えている。

■待望の予告、新垣演じる夏月の印象的なセリフから展開される謎にあふれる30秒

映像は、「自分がどういう人間か、人に説明できなくて息ができなくなったことってありますか?」という夏月が啓喜に問いかけるシーンから始まる。それに対し、「社会の“バグ”は本当にいるの。悪魔みたいなやつがいるんだよ!」と語る啓喜。大也が「あんたが想像もできないような人間はこの世界にたくさんいるんだよ」と続く。「誰にもバレないように、無事に死ぬために生きてるって感じ」と佳道がつぶやく。登場人物たちの意味深で印象的な表情が次々と映し出される。正義で世界を測る検事の啓喜が対峙していくものとは何か。「生きるために必死だった道のりをありえないって簡単に片付けられたこと、ありますか?」と、夏月が問いかけると同時に、水浸しのベッドに横たわる画。それとともに映し出されるタイトル「正欲」。その言葉の意図するもの、交差した彼らの人生が向かう行き先、謎にあふれる30秒が夏月をはじめとする彼らの印象的な言葉で展開されていく。

さらに、今回本作の本ビジュアルも解禁。何か遠くを静かに見つめる啓喜と、無言で前後に並びバスに揺られる夏月と佳道の2カット。観る前の自分には戻れない」のコピーが印象的な1枚となっている。

■若者を中心に人気を誇るVaundy、初の映画主題歌に未発表楽曲

主題歌は、Vaundyの未発表楽曲である「呼吸のように」。映画主題歌を手がけるのは本作が初である。書き溜めた未発表の曲から、映画の世界観に合うものをVaundyが選び提供。まるで書き下ろしたかのように、世界観を端的に凝縮した楽曲となっている。かけがえのない人とのつながりを歌い、自分の中に溶けていくような深い余韻を本作の最後に響かせる。果たしてどんな主題歌になっているのか、続報で公開予定である。

■Vaundyコメント

自由でいることの窮屈さや、共鳴を求めてしまう心の寂しさが描かれているこの映画ですが、必ずしも共感をしなくてもいい、できないのもいいのかもしれない、と僕は感じました。生きるということは息を吸うということ。

少しでも長く君と同じ空気を吸っていたいのさ、というシンプルな想いをこの曲にこめています。自分の中に溶けていくような音楽になるよう心がけたので、映画館で最後まで浸ってもらえたら嬉しいです。
 
   

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