今季より活躍の舞台はマンUへ
女子イングランドサッカーの最高峰であるウィメンズ・スーパーリーグの2023-24シーズンが10月1日よりスタートする。
このウィメンズ・スーパーリーグには現在12クラブが参戦しており、昨季はチェルシーFCウィメンが優勝を果たしている。
その新シーズン開幕を前に、英『GIVE ME SPORT』は今夏のベスト補強選手TOP25なるランキングを作成。新シーズンに注目すべき新戦力をピックアップしているのだが、その2位に日本代表よりマンチェスター・ユナイテッドに加入したMF宮澤ひなたが選ばれている。
宮澤といえば、8月に行われた女子ワールドカップで5ゴールを挙げて大会得点王に輝いた快速アタッカーだ。この大会で一気に知名度を高めることになり、宮澤のスピードに世界が衝撃を受けることになった。今夏にマイナビ仙台レディースよりユナイテッドへ移籍することになり、注目の新戦力として期待を背負っているのだ。
「日本の宮澤は女子ワールドカップで5得点を挙げてゴールデンブーツ賞を獲得し、世界を沸かせた。まだ完成していないところはあるが、レッドデビルズにとって素晴らしい補強となる可能性がある。女子ワールドカップでの宮澤のパフォーマンスは、彼女の得点能力とスピードを大いに示すこととなり、ジェイゼやエラ・トゥーンなどの新しいチームメイトと連携することで、さらなるレベルに到達する可能性がある」
同メディアはこのように期待しており、TOP25の2位に入っているところにその期待の大きさが表れている。1位にはユナイテッドからアーセナルへ移籍したイングランド代表FWアレッシア・ルッソが選ばれており、ルッソも女子ワールドカップで3ゴールと活躍した24歳のアタッカーだ。
宮澤が加入するユナイテッドは昨季2位に入っているが、果たして1年目から結果を残せるのか。なでしこの新世代エースは飛躍のチャンスを迎えている。