『キングダム エクソダス〈脱出〉』©️2022 VIAPLAY GROUP, DR & ZENTROPA ENTERTAINMENTS2 APSラース・フォン・トリアー監督が手がけたドラマシリーズ『キングダム エクソダス〈脱出〉』が、11月にWOWOWで日本初放送されることが決定した。
参考：『カード・カウンター』『キングダム エクソダス〈脱出〉』ウィレム・デフォー本編映像公開
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』などで知られるデンマークの鬼才トリアー監督が共同で監督・企画・脚本を務め、1994から1997年にかけて2シーズンが作られたドラマ『キングダム』。本国最高視聴率は50%を超え、“ヨーロッパ版『ツイン・ピークス』”との評判を呼ぶなどカルト的人気を博し、2004年には米国リメイク版『スティーヴン・キングのキングダム・ホスピタル』も製作された。そして前シリーズから25年ぶりに作られた最新シリーズである完結編が、WOWOWで日本初放送。放送後には、5話全てWOWOWオンデマンドでも順次配信される。トリアーが全5話を単独で監督し、ウィレム・デフォーらがゲスト出演した。
呪われた土地にある巨大病院“キングダム（王国）”には優秀な医師が集まるが、科学を過信するがゆえに霊的なものを信じる者もいた。そこに入院した夢遊病の老女性カレンは、夜になると院内をさまよい、謎めいた声に呼ばれた院内の一角でおぞましい何かを見る。カレンは病院の用務係ブルダーと手を組み、不可解な謎の解決に挑むが、悪魔の力に反撃されてしまう。“キングダム”に長くいる者はそれが“エクソダス（脱出）”の始まりだと考えていた。一方、病院では以前から働く女性医師ユディットらに加え、隣国スウェーデンから来たヘルマー・ジュニアら個性的な面々が働くが、ヘルマー・ジュニアはかつてここで働いていた亡き父親スティーグの秘密を探り始め……。
また、本作にあわせ、【伝説のカルトドラマが帰ってきた！『キングダム』シリーズ完全放送！】と題し『キングダム』シリーズを一挙放送・配信。さらに、トリアー監督の映画12本（7本が初放送）を特集放送する。
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（文＝リアルサウンド編集部）
