スウェーデンで暮らすメインクーンファミリーに、新しい家族が増えてから10日ほど。新入りのデクスターくんもすっかり馴染んできたようだ。
晴れてファミリーの一員に受け入れられたとなったら、ここんちの猫たちがみんな大好きな、アレをゲットしないとね。
The Search for a Comfy Box!
お気に入りのプラスチックボックスの中で、瞑想にふけっている？バスターくん。そこへやってきたデクスターくんは、バスターくんが入っているボックスが気になって仕方ないみたい。
「ボクも入りたいニャ！」というデクスターくんだけど、バスターくんがお気に入りのボックスを譲るはずもなく…。「寝室にもう1個あるからそっちを使うニャ」と言われて、寝室へ向かうデクスターくんだったんだけど…。
「えーまじニャ？」何とそこには先客が。珍しくルナさんがボックスを占拠していたのだった。「なんで？」と聞くデクスターくんに、「このボックスが気に入っているからニャ」とすげない返事のルナさん。
でもちょっとかわいそうに思ったのか、「キャットウォールの上のもう1個あるニャ」と教えてくれたよ。
そこでキャットウォールに登って行ったデクスターくんが発見したのは、ボックスの中で寛ぐフレイヤちゃん。もうこれ以上空いている物はなさそうだ。
「すぐに自分だけのボックスが見つかるニャ」と、フレイヤちゃんに慰められて、デクスターくんはその場を離れたよ。
そしてもう一度バスターくんのところへ。「ボク以外みんニャ自分のボックスを持ってるニャ…」と寂しそうなデクスターくんに、バスターくんはほだされたよう。
「ちょっとだけニャ」と、自分のボックスを貸してくれたよ。
なんだかんだ言っても、優しいバスター伯父ちゃんは健在のようだ。きっとデクスターくん用のプラスチックボックスも、すぐに用意してもらえるはず。それまでは仲良くシェアして過ごしてね。
written by ruichan
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