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溝端淳平“公文”がもう一人の自分“三島公平”を強制退場、飯豊まりえ“すい”「私、好きな人を消しちゃったの…」<何曜日に生まれたの>

WEBザテレビジョン

飯豊まりえが主演を務めるドラマ「何曜日に生まれたの」(毎週日曜夜10:00-10:54、テレビ朝日系)の第6話「オレンジウィッグの堕天使」が9月17日に放送された。(以下、ネタバレを含みます)

■「何曜日に生まれたの」とは…

同ドラマは、野島伸司が脚本を務めるオリジナル作品。高校時代のある事件をきっかけに10年間引きこもりの生活を送る女性を主人公に描く「ラブストーリーか、ミステリーか、人間ドラマか、社会派か」先が読めない予測不能の作品。

飯豊が演じる黒目すいは、ボサボサ髪、スウェットにTシャツ、趣味はネットゲーム…引きこもり歴10年の20代女子。落ち目の漫画家である父・丈治と2人暮らしの日々を送っている。また、溝端淳平がすいの社会復帰を物語にしようと画策する小説家・公文竜炎を、陣内孝則がすいの父で、不器用ながらも娘を思う落ち目の漫画家・黒目丈治を演じている。

さらに、シシド・カフカはすいの父・丈治がレギュラー連載を持つ出版社の毒舌な編集長・来栖久美として、早見あかりが久美の妹で、公文と奇妙な同居生活を送っている来栖芽衣として出演。そして、すいの高校時代の同級生を若月佑美、井上祐貴、YU、片山友希、濱正悟が演じている。

■“ホントの海”で明かされた真実

雨宮(YU)の呼びかけで、ウソもごまかしも効かない“ホントの海”に集まり、それぞれが思っていることを全て吐き出すこととなった。

集まったのは、雨宮、江田(井上)、城崎(濱)、そして女子マネージャーだったすい(飯豊)、瑞貴(若月)、リリ子(片山)。それと、公文(溝端)と芽衣(早見)。

まずはリリ子が、女子マネージャーの着替えを盗撮した城崎を脅して、雨宮とすいが乗ったバイクに細工をさせたことを明かした。しかし、城崎はバイクに細工はしなかったと告白。公文はそのことはすでに気付いていた様子だった。

盗撮したことを隠すために、殺人罪になってしまうようなことをするはずがない。それに、城崎のバイクショップを訪れた時も、そこまで怯えていたようには見えなかったことから、観察力のある公文は、それはやってないと判断した。

■雨宮「俺、好きなんだ。あいつのことが」

高宮がすいを海に連れて行こうとしているのをリリ子は知り、高宮が告白をするかもしれないという思いから、“魔がさした”とリリ子は話すが、それは真実ではなかった。

10年ぶりに再会した後、江田から告白されたすいは、初めて異性から告白されたことを公文たちの前で話していて、“初めて”ということは、高校生の時に高宮からは告白されていないと気付いた。

あの時、雨宮は「俺、好きなんだ。あいつのことが」と、江田のことが好きだと告白した。すいが江田が両思いなのに気付いていた雨宮は、最後の大会が終わるまでは付き合わないでほしいということをお願いしていた。

■すい「彼は、違うの。三島さんは私の彼氏ではない」

雨宮はすいに話したものの、精神的に落ち着きを失い、事故を起こしたという思いをずっと持ち続けていた。

すいも10年間、家に引きこもっていたことを告白。「大学も行ってないし、もちろん就職もしてない。ゲーム関係…、やることないからアニメ見たり、ゲームやったり、現実完全逃避で。いつの間にか10年も経ってて、取り残されてるの分かってたんだけど、段々、どんどん、跳ね返せない自分は弱いんだって。だからって別に毎日同じように誰にも会わなければ迷惑かけないで済むし」とこれまでのことを話した。

それを聞いていた公文は「愚かな白いキャンバスは、赤、青、黄色、緑、色とりどりに塗りつけられて自分の色を失い、次第に息も出来なくなった」と、すいのことを例えて話した。

■公文「元々三島公平の出現はイレギュラーでした。もう現れることはありません」

海に向かって絶叫するすいに、瑞貴は「でも、彼氏さんが出来て、こんなにすいを理解してくれてる」とフォローするが、「彼は、違うの。三島さんは私の彼氏ではない。その人は私なんか相手にしない人」とすいが説明すると、リリ子が「公文竜炎!」と明かした。

公文はこういう流れになることも予想していた。「三島公平は強制退場だ」と、彼氏のふりをすることに終止符を打った。すいは「すごく感謝してます。弱い私を引き上げて、またみんなに会わせてくれた」と公文に感謝の気持ちを伝えた。

ホントの海でホントのことを打ち明けて、10年の年月を経て、もう一度仲間に。しかし、公文に「元々三島公平の出現はイレギュラーでした。もう現れることはありません」と言われ、すいは「またまたそういうこと言って(笑)」と公文の頬に手を当てるが、そこにはもう三島公平はいなかった。

その夜、瑞貴と江田が離婚していたことを聞かされ、「返すよ、悠馬。罪ほろぼし。親友だから」と言われるが、その時のすいの頭の中に浮かぶ人は三島公平だった。「どうしよう。私、好きな人を消しちゃったの…」と、大切な人を失ったことを実感し、すいに新たな悩みが生まれた。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

 
   

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