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ライクよりラブを!スローライフRPG『Fae Farm』島の危機は置いといて気ままに離島生活【プレイレポ】

Game*Spark

まだまだ暑い世の中ですが、こんなときこそゲームの出番。画面の向こうの主人公は燃えたり凍ったりするかもしれませんが、どこへ行っても暑くないし寒くもないバーチャルな世界でスローライフがやりたくなる季節です。

というわけで今回は、2023年9月9日に配信されたスローライフRPG『Fae Farm(フェイ ファーム)』の気になる内容を紹介します。

『Fae Farm』とは!?
本作は、『Dauntless』で知られるPhoenix Labsが開発したスローライフRPG。はるか遠い魔法の島に招かれた主人公が荒れた土地を開墾して農業や畜産、クラフトなどで生活を豊かにし、そこに住む人々から依頼されるクエストをこなしながら物語の真相に迫ります。

また、本作は日本語を含む複数言語、フルサポートのコントローラー操作に対応。最大4人のオンラインマルチプレイも可能です。

本作の主要な登場人物をワンポイントで紹介!
◆エディ
島の南端で漁師をしているヒゲもじゃおじさん。ガチムチ系が苦手な主人公(筆者)としては敬遠していましたが、会話するだけで好感度が上がるシステムにより、不本意にもこの島で最初の友達として認定されてしまいます。チュートリアルでは釣りの担当です。

◆クレオ
冒険者として島中を巡るアグレッシブな女性です。老人ばかりの島では貴重な妙齢のご婦人ということで主人公に目をつけられますが、残念ながらロマンス対象ではないため、友達以上恋人未満のまま破局。島にあるダンジョンについて教えてくれます。

◆ウィスプマザー
スローライフ系ジャンルのお約束ともいえる女神様的な存在。デフォルメされた本作では唯一、異質なデザインで神々しいかぎりですが、何故かロマンス対象ではありません。その風格から物語後半に登場すると思われ、序盤では会うことすら叶いませんでした。

よそ者に優しい世にも奇妙な離島ライフ
この世界、すなわち島の名前は「アゾリア」がデフォルト名ですが、自分の家や家畜たちの名前も含めて自由に命名できます。主人公の外見もカスタマイズ可能で、農家のくたびれたおばさん風、ハゲ頭のヒゲもじゃゴロツキおじさん風などを志向して弄っていたものの、最終的にはぴえん目をした女子大生っぽい形に落ち着きました。

スローライフでは自分のキャラクターに対する愛着がモチベーションに直結するので、外見はもちろん、声などの細かい部分もこだわって決めた方がいいでしょう。本作では、何かしらアクションのたびに主人公が感情を爆発させるので、設定した元気少女タイプの声で“ヒヒヒーン”と叫んだりするボイスが一周まわってしっくりきます。

そして島に到着すると、ビン詰めの手紙を出して主人公を海の荒波に遭わせた張本人である町長のメリットがお出迎え。

学生時代の筆者がよく言われた「まさか本当に来るとは思わなかった(笑)」という旨の心無いセリフを吐き捨て、挙句には主人公の船を襲った渦潮、島で起きている吹雪や噴火などの自然災害のほか、野性の魔法によって魔物や巨大イバラまで発生していると説明してくれます。

それでもみんな親切で良い島だからと押し通され、なんだかんだと聞いているうちに予定通り島に住むことになりました。

幸い、町長から専用の土地を与えられ、マップやバッグなどの初期装備も提供されたことで最低限の暮らしは保証されています。ここからはもうプレイヤーが自由に行動できますが、ゲームの進行によって要素がアンロックされていくので、しばらくはチュートリアルも兼ねたクエストをこなすのが基本的な流れです。

キャラクターの誕生日といったイベントは日付ごとに決まっていますが、それ以外は特にプレイヤーを縛るものはありません。邪魔な木や岩を整理して畑を作ったり、家の内装を充実させたりと思い思いに楽しめるのが本作の特徴ですが、その素材を揃えるのも相応に時間が掛かるので、焦らず少しずつ理解を深めながら進めていきましょう。

ライクではなくラブを求める
自分の家を確認したら、さっそく畑作りがスタート。木を切るオノ、草を刈るカマなどの道具一式も町長から手渡され、眼前に広がるうっそうとした土地を綺麗にしていきます。本作では、いちいち道具を切り替えなくとも最適なツールが自動選択されるので、あとはボタンを押すだけというカジュアルな操作感もポイントです。

主人公の前方180度に対象物があるかぎり、ボタンを押し続けている間、そのままずっと作業を続けます。キャラクターのモーションも滑らかで、作業から作業に移る際も機械的な印象を感じることもなく、前述の主人公に設定した元気娘ボイスで“エイッ”やら“ホイッ”と豊富なパターンで喋るのも地味にクセになる丁寧な作りでした。

ただ、農作業のような重労働はエネルギーを消費するので、1日に行えるアクションには限りがあります。体力や魔力も含めて寝て起きた翌日には完全に回復しますが、それらはポーションや食べ物でも回復でき、快適性などを高める家具を置くことでステータスを底上げすることも可能です。

食べ物も素材のまま食べるより、加工して料理にした方が回復量も上がります。他の素材も何かしら加工した方が価値が高まるので、特に売り物として町の広場のスペースに出すときも、何かひと手間を加えることを心掛けましょう。

クエストを順調に終わらせていくと、いつの間にか友達(仮)になってしまった漁師のエディのツテで、牧場から家畜を購入できるようになります。

はじめはニワトリと毛深いネズミのような動物だけですが、価格自体は安価かつ見た目も可愛いのでオススメ。自分の家畜として登録した後は、毎日スキンシップをする手間はあるものの、基本的には勝手に外出してエサを食べるので手は掛かりません。

そして、これまた知らない間に友達認定されていた魔法使いのアラリックから一番古い安物の杖を譲り受け、魔物と戦う力を得ます。魔物はダンジョンの中での話ですが、その他にもマップ上の進行を阻むイバラを破壊することも可能です。

冒険者にして正真正銘の心の友であるクレオによれば、渦潮などの自然災害もダンジョンの魔物が原因らしいので、ストーリーが進むほど新しいエリアやキャラクターが出現すると思われます。

クレオに実力を認められるとダンジョンに挑戦できるようになり、そこでは主に鉱物素材の採取、魔物との戦闘が主な要素になります。道具の強化やクラフトの発展には鉱物を加工した素材が必要なので、今後はダンジョン探索がメインになるでしょう。

ちなみに、ダンジョンの中でも時間は進んでおり、寝る時間になると強制的に帰宅させられて最初の階層からやり直しになりますが、紋章を作ることで階層をスキップできるのは斬新かつ親切な設計でした。

本作は、畑の作物や家畜を育てる牧場経営はもちろん、ダンジョンに挑むRPG部分もなかなかに奥深いものがあります。

それでも、あえて挙げるとすれば、やはりロマンス要素が薄い気がするというのがスローライフとしては致命的。見た目的にダントツの女神様をはじめ、良さげな女性陣がもれなく対象外というのが残念でした。

しかも、序盤で会える相手がヒョロ男とマッチョ男の2人のみ。いったい、これはどういうことなんでしょう。自称“ギャルゲー博士”の筆者としては、魔法使いのエルフ娘、女騎士あたりが最初から出てきてもバチは当たらないと思います。

スパくんのひとこと
序盤のクラフトやダンジョン、ニワトリの世話をするだけでも普通に面白いスパ!しかし、それでも恋がしたい……ライクな友達じゃなくてラブな相手を求めているんだスパ!
タイトル:Fae Farm
メーカー:Phoenix Labs
対応機種:PC/ニンテンドースイッチ(日本版は2023年12月7日に発売予定)
筆者がプレイした機種:PC(Steam)
発売日:2023年9月9日
記事執筆時の著者プレイ時間:4.2時間
価格:4,378円

 
   

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