「もう一つはインスタグラマーがリゾートホテル滞在中の華美な写真を撮影したり、生配信することで稼ぐことへの対策です。宇内アナのような、アメリカ人から見ても明らかな美人が一人で旅行に来て『ヨセミテに行く』と言おうものなら、そこで生配信して稼ぐつもりではないかと怪しまれるのも無理はありません」(前出・トラベルライター)
インスタグラマーにしてみれば「写真を撮るだけであり、アメリカ国内で仕事はしない」と主張したいところだろう。だがそれは、アメリカ国内での写真集撮影やテレビ番組収録でも同じこと。海外ロケでは本来、当局への事前申請が必要であり、出版社やテレビ局ではちゃんとその手続きを行っているのである。
「単なる記念写真を撮るのとは異なり、稼ぐための写真を撮ることは営利行為とみなされます。ほとんどのインスタグラマーにはその認識がないため、『私はインスタグラマーで、ホテルのプールで写真を撮るために来た』と自分から白状してしまうのです。それで入国拒否されるのは正直なところ、自業自得と言わざるを得ないでしょう」(前出・トラベルライター)
美人の一人旅には今後も、アメリカの入国審査で厳しい質問が浴びせられることだろう。