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岡田将生、黒木華出演『ハムレット』 ダークなおとぎ話を思わせる、幻想的なビジュアル写真が解禁

SPICE

2019年5月、Bunkamuraシアターコクーンほかで上演される、『ハムレット』のビジュアル写真が解禁となった。岡田将生演じるハムレットが、黒木華演じる恋人オフィーリアを抱き、憂いの表情を浮かべる、観る者の想像力を掻き立てるビジュアルだ。演出家のサイモン・ゴドウィンは、『ハムレット』という作品を「ダークなおとぎ話」と捉え、今回のプロダクションにおいては、「真実とファンタジーが入り混じることになる」と話している。今回公開となったビジュアルも、その世界観を伝えるような仕上がりとなっている。

本公演で日本初登場となる演出家ゴドウィンは、ロンドンを拠点に活動し、現在はロイヤル・ナショナル・シアターのアソシエイトディレクターを務めている。同劇場での『Antony & Cleopatra』が今秋開幕し、主演のレイフ・ファインズの人間味と色香に溢れる熱演とともに、その演出が高く評価されている。さらに12月には『Timon of Athens』(主演:キャサリン・ハンター)がストラッドフォード・アポン・エイヴォンにて開幕。また、2019年8月からはロイヤル・ナショナル・シアターを離れ、ワシントンD.C.に拠点を移し、Shakespeare Theatre Company の芸術監督を務めるなど、英国のみならず、今最も注目される演出家の一人だ。そして彼が信頼する、トニー賞にノミネート経験もあるセット・衣裳デザイナーのスートラ・ギルモアとのタッグで、今、最も旬な『ハムレット』が東京・渋谷で開幕する。

王子ハムレットに挑むのは、テレビ・映画のみならず『ニンゲン御破算』(2018年6月シアターコクーン)をはじめ、舞台でも精力的に活躍、確かな演技で観客を魅了する岡田将生。初舞台作品での演出家蜷川幸雄に「いつか君とシェイクスピアをやりたい」と言われていたこともあり、待望のシェイクスピア作品、そして念願のタイトルロールとなる。その恋人オフィーリアには、記念すべきDISCOVER WORLD THEATREシリーズ第1弾『るつぼ』(2016年10月)で主役を翻弄する悪女を演じ、最近では話題の映画に数多く出演する黒木華。二人は5年前にドラマでの共演はあったが、舞台では初共演となり、舞台キャリア豊富なカップルに期待が高まる。


また主人公の母親王妃ガートルードには、同じく『るつぼ』で純粋な妻を演じ、NHK朝ドラ『半分、青い。』での母親役を好演した松雪泰子。復讐に燃えるレアーティーズ゙に青柳翔、ノルウェー王子フォーティンブラスに村上虹郎と若手の大注目株、さらにはポローニアスに山崎一、クローディアスに福井貴一と実力派ベテラン陣と話題のキャストが揃った。そしてホレイシオに竪山隼太、劇中劇の女王に秋本奈緒美をはじめ、演出家ゴドウィンのワークショップから選ばれた精鋭たちが脇を固める。

日本の演劇界を牽引する豪華キャストと、英国演劇界の第一線を走る演出家との邂逅に、期待が高まることは間違いないだろう。

<『ハムレット』あらすじ>
舞台はデンマーク。国王が急死し、王の弟クローディアスは王妃ガートルードと結婚し、跡を継いでデンマーク王の座に就く。
父王の死と母の早い再婚とで憂いに沈む王子ハムレットは、従臣から父の亡霊が夜な夜なエルシノアの城壁に現れるという話を聞き、自ら確かめに行く。父の亡霊に会ったハムレットは、実は父の死はクローディアスによる毒殺だったと告げられる。
父の復讐を誓ったハムレットは狂気を装う。王クローディアスと王妃ガートルードはその変貌ぶりに憂慮するが、宰相ポローニアスは、その原因を娘オフィーリアへの実らぬ恋ゆえだと察する。父の命令で探りを入れるオフィーリアを、ハムレットは無下に扱う。やがて、王が父を暗殺したという確かな証拠を掴んだハムレットだが、母である王妃と会話しているところを隠れて盗み聞きしていたポローニアスを刺殺してしまう──。

 

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