
血はつながっていなくても、一緒に暮らしているうちに、先住猫は兄としての自覚が芽生えたのか、後から来た子猫を妹のようにかわいがり、なにかと面倒をみてあげているようだ。
長いゴムがついたおもちゃのボールで遊んでいた子猫だが、遊んでいるうち本棚の中にボールが入ってとれなくなった。
そこで信頼の兄者は、ささっと脚立にのぼり、器用に肉球を動かしながら、そのおもちゃを取ってあげたのだ。
待ってろよ、俺がとったる。な猫
長いゴムのついたボール状のおもちゃで遊んでいた茶色い毛並みの妹分の猫だが、おもちゃは本棚の中へ消えてしまった。どこにあるのかわからず必死に探す猫だが、みかねた白い毛皮の兄者が救いの肉球を差し伸べる。「今とったるから待っとけ」とばかりに、近くにあった脚立にのぼり、本棚を探し始めたのだ。

棚に登った兄者は、おもちゃの位置を把握。

どうやってとるかを少し考えた後、前脚を伸ばし、肉球でチョイチョイチョチョイとおもちゃを繰り寄せ、爪の間に挟まったおもちゃを下に落とした。

おもちゃが見つかった妹分は大喜びで、すぐさまおもちゃにじゃれついた。このままじゃまた棚に乗っかっちゃいそうだけども。
妹分のため、おもちゃを取ってあげるやさしい兄者。血はつながってなくても、一緒に暮らしている妹分に対し、自分が守ってあげようとする意志が芽生えたのだろう。
ちなみにこの動画のオリジナルはInstagramのアカウント『@itstheoandnori』だそうで、兄者はセオドア、妹分はエレノアという名だそうだ。
この動画が掲示板に投稿されると、「なんという甘い世界。そして兄者の賢さよ。猫にも思いやりの心ってあるよね」、「尊すぎて泣いた」、「こんな動画だけみていたい」、「そんなことより本棚の内容が気になる」などの声があがった。
セオドアとエレノアはとても仲良し。エレノアは常にセオドアと一緒に遊びたがる。セオドアはというと、エレノアを気にかけ、兄のように思いやりを持って接しているようだ。Instagramでは2匹の仲良い姿がたくさん投稿されている。
written by parumoこの投稿をInstagramで見る