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お留守番が寂しくないように…迎えた「たぬきみたいな猫」に先住猫の反応は

女子SPA!

【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.120】

 まるで、たぬきのような見た目をしたサビ猫のめいちゃんは、ちょっぴりドジっ子なおっとりさん。

 先住猫のぽんたくんとじゃれあって交友を深めつつ、飼い主であるぽんた師匠の下僕さん(@ponta_master)宅で、マイペースにニャン生を謳歌しています。

ブリーダーサイトで出会った温厚な性格のサビ猫をお迎え

 出会いは、2019年の6月。当時、飼い主さんは先住猫である、ぽんたくんがひとりでのお留守番を寂しがらないように、妹猫を迎えたいと考えていました。

 最初は保護猫を迎えようと思ったものの、なかなかぽんたくんと性格が合いそうに思える子が見つからず、ペットショップやブリーダーサイトでも探すことに。

 すると、ブリーダーサイトを見つけてすぐ、おっとりとした性格である、めいちゃんを発見。

 さっそくブリーダーに連絡を取り、対面が実現。飼い主さんの旦那さんがその場で、めいちゃんに一目惚れをしたことから、お迎えとなりました。

「めいの写真を見せた時、旦那さんは『かわいい子だけど、会わないと分からないね』と言っていたので、まさかの一目惚れに、びっくりしました」

新入り猫の登場で先住猫の日常にも変化が

 譲渡当日、引き渡しが終わり、車で家路を急いでいると、めいちゃんは車内で、ずっと喉を鳴らしていたそう。

「多分、ドキドキしている自分を落ち着かせようとしていたんだと思います。家に着くと、家の中を1周して探検していました」

 お迎え当初は、ぽんたくんが威嚇をしたため、めいちゃんはしばらく別室で過ごすことに。めいちゃんの部屋には、ぽんたくんの匂いがついたものを置き、早く慣れられるように配慮しました。

 しかし、それは杞憂に終わります。飼い主さんがぽんたくんと仲良くなれそうな性格の子を吟味したからか、2匹は1週間ほどで仲良しさんに。めいちゃんが来てからというもの、寝てばかりいたぽんたくんは元気に遊び、楽しそうな姿を見せてくれるようになりました。

「たまに、ぽんたが八つ当たりをすると、めいは仕返しをします(笑)。でも、困った時には、いつもふたりでいます。ペット温泉に行った時には、めいをドライヤーで乾かしていたら、ぽんたはドライヤーが大嫌いなのに前に出てきて、ドライヤーの風から、めいを守っていました」



お出迎えや“モーニングふみふみ”に癒される日々

 飼い主さんだけでなく、ぽんたくんの心も掴んだめいちゃん。子猫の頃は、少しお転婆なところがありましたが、大人になるにつれて、よりおっとりとした性格に。

「大好きなおやつがあってもダッシュせず、自分のペースで来ます。一方、ぽんたは必ず小走りで来ます(笑)」

 めいちゃんは天真爛漫な性格であるものの、飼い主さんが帰宅すると、律儀にいつも玄関まで来て鳴き、お出迎え。朝は、かわいらしい肉球でふみふみをし、飼い主さんを起こしてくれます。

「とにかく甘えん坊さん。ふわふわ&サラサラな毛に触るたび、かわいさに引き込まれるんです」

サビ猫にはオンリーワンの魅力がある

 また、ちょっぴりドジな一面があるのも、ご愛敬。飼い主さんは、ソファーから足を踏み外して顔からコケるめいちゃんの姿に、笑わされることもあります。

 めいちゃんと出会い、飼い主さんはサビ猫の魅力を知ったそう。「賢くて甘えん坊であざといところ」がサビ猫の魅力だと語っていました。

 サビ猫はまだペットショップで売れ残ったり、里親が決まりにくかったりすることがある毛柄です。しかし、その被毛は全く同じ子がおらず、オンリーワンの魅力があります。魅力満載なめいちゃんにはぜひ、サビ猫を盛り上げていってほしいものです。

<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>

【古川諭香】
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291



 
   

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