
NHK大河ドラマ『どうする家康』の第31回「史上最大の決戦」が放送された。世帯平均視聴率は10.1%で、前回から0.7ポイント上昇した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
対立する柴田勝家を倒し、勢いに乗る秀吉(ムロツヨシ)は、信長の次男・信雄(浜野謙太)を安土城から追放する。信雄から助けを求められた家康(松本潤)は、秀吉を倒す決意を固め……というストーリーが展開した。次回は「小牧長久手の激闘」で、家康と秀吉が激突した「小牧・長久手の戦い」が描かれる。
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本能寺の変が1582年。「小牧・長久手」はその2年後の1584年で、家康は43歳。1590年には秀吉が天下統一を果たし、家康は江戸へ国替えを命じられる。その後も、関ヶ原の戦い(1600年)、征夷大将軍就任(1603年)、大坂冬の陣・夏の陣(1614〜15年)と、1616年に75歳で亡くなるまで、家康の生涯はまだまだ続くのだが……。
「このペースで家康の生涯を描き切ることができるのか、心配する声が多数あります。参考までに、1983年の大河ドラマ『徳川家康』(主演・滝田栄)では、小牧・長久手の戦いが、7月10日放送の第27回でした。