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大谷翔平という神がいた!劣勢ムードを一掃する第32号2ラン本塁打にファン歓喜「神様、仏様、大谷さま~」

ABEMA TIMES

【MLB】ドジャース10-5エンゼルス(7月8日・日本時間9日/ロサンゼルス)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場。第4打席で7月2本目、29歳最初の本塁打を放ち、大きな話題となっている。

【映像】大谷翔平という神がいた!5試合ぶり第32号豪快アーチ

 序盤からアデルの負傷交代、先発したデトマーズ投手が7失点を喫して3回途中で降板するなど、ドジャース相手にワンサイドゲームの様相を呈していた試合。しかし大谷は、第1打席にセンター前ヒットを放ち2試合連続の安打を記録すると、第2打席では右中間へスリーベースヒットをかっ飛ばすなど絶好調。7月に入って以来、打率.130とイマイチだったが、復調気配を見せていた。

 迎えた7回表のエンゼルスの攻撃。先頭打者のタイスがレフトライナーに終わるも、続くレンヒーフォが四球を選び、2死一塁という場面で第4打席を迎えた。この回が6イニング目となるドジャースの2番手、グローブ投手を相手に打つ気満々で対戦すると、初球に来た高目のカットボールに手を出してファール。7点ビハインドでもあきらめないと言わんばかりの表情でグローブをにらみつけていた。

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 そしてグローブが投じた2球目、低めのスライダーを大谷は完璧にすくい上げた。

 打球速度105.2マイル(約169キロ)という超高速の打球はセンターへとグングンと伸びていくと、センターを守るアウトマンの頭上を高々と越えてスタンドへ飛び込んだ。大谷にとってはこれが7月最初、そして5日に誕生日を迎え、29歳になってから最初の本塁打となった。

 飛距離433フィート(約132メートル)を記録した一発はアメリカン・リーグ本塁打王争いを独走する32号2ラン本塁打となったが、大谷はホームイン後、いつものような笑顔を見せることなくダッグアウトに戻っていき、この試合に懸ける思いの強さをうかがわせた。

 5試合ぶりの本塁打を放った大谷に対しSNSでは「キターーーーー!!」「尊敬しかない」「エグすぎ」と大谷の活躍を喜ぶ声が多く見られた。さらには「神様、仏様、大谷さま~」と大谷の“神ってる一打”に大興奮するファンも現れた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

 
   

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