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「野球界の究極の外れ値だ」常識では語れない大谷翔平の異次元ぶりに米メディアも畏敬の念! 昨季62本のジャッジ超えは?

THE DIGEST

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は今シーズン、ここまで89試合を消化して31本のホームランを放ち、アメリカン・リーグ本塁打ランキングで断トツのトップを走る。現地7月5日、29歳の誕生日を迎えて臨んだサンディエゴ・パドレス戦では4打数ノーヒットに終わったが、依然として2位に6本差をつけ独走状態は変わらない。
  そんななか現地5日、米メディア『CBS SPORTS.COM』は「大谷翔平はアーロン・ジャッジのア・リーグ本塁打記録を破れるか? 彼はヤンキースのスラッガーが記録した2022年のペースを上回っている」と題した記事を掲載。昨年ジャッジが樹立した62本を超える可能性について論じている。

 記事では、大谷が昨年のジャッジよりも早いペースで31号に到達した事実を紹介するとともに、現在のペースのままいけばシーズン58号に到達すると予測。大谷の今シーズンも含めたキャリアペースでは、39本となるだけに、今シーズンはいかにハイペースでホームランを量産しているかがわかる。

 ただし同記事では、昨年のジャッジは後半戦でかなりのハイペースで本塁打を打ちまくり、シーズン打席の8.9%でアーチを放ったと紹介。ここまで8.1%で本塁打を打っている大谷との差は「わずかに見えるが、650回打席に立つと、約5~6本のホームランの違いが生まれる」という見解だ。これまでのキャリアをベースに考えても「確率の低いシナリオが展開される」としている。

 また、「その投球負荷を考えれば、より厳しい課題に直面することになるだろう」と二刀流がゆえの不安材料も挙げる。現地4日の先発登板では爪のひび割れが原因で降板しており、「彼のやっていることが簡単ではないことを思い出させてくれた」として、大谷が毎年エリートレベルで二刀流のパフォーマンスを展開している事実には「気が遠くなるようなことだ」と畏敬の念を示す。そうした常識外れの存在だけに、記録を破る可能性がゼロとは言い切れないだろう。同記事も「オオタニという経験を要約して言えるのは、彼が野球界の究極の“外れ値”ということだ」との表現を用いて、一般的な結論は通用しない選手だとしている。

 果たして、大谷は今季どこまでホームラン数を伸ばすのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】大谷翔平の最新31号アーチ!

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