ロサンゼルス・エンゼルスと契約延長しない限り、大谷翔平選手は2023年オフにフリーエージェント(FA)になる。その一方で今季中にトレードされる可能性もあるが、エンゼルスのオーナーを務めるアルテ・モレノ氏は、少なくとも今季終了まで引き留めておきたいと考えているかもしれない。米メディア『ジ・アスレチック』のケン・ローゼンタール記者が報じている。
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エンゼルスは現在、ア・リーグ西地区3位で踏ん張っているが、マイク・トラウト外野手が左手有鉤骨の骨折により長期離脱するなどチーム状況は良くない。また、大谷も右中指の爪割れに加えて右中指にマメがあり、今後に向けて不安は残る。
それでも、ローゼンタール記者は「トレードされた後、移籍させたチームとフリーエージェントとして再契約する選手はほとんどいない。エンゼルスは大谷を引き留めようとする前提を前進させたいと考えている。オーナーのアルテ・モレノはほぼ確実に大谷のトレードに責任を負いたくない」と語り、現時点でモレノ氏が大谷のトレードを考えていないとの見解を示している。
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