ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は、今季のア・リーグMVP争いに関するオッズで首位を独走し、2年ぶりにMVPに輝くと期待されている。しかし、右中指の爪割れに加えて右中指にマメが出来たことで調子を落とす可能性があり、オッズに異変が起きているようだ。米メディア『NESN』が報じている。
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大谷は今年6月に月間15本のホームランを放ち、月間MVPと週間MVPのダブル受賞を果たした。7回途中1失点10奪三振の好投を披露した上に1試合2発の大活躍を見せ、二刀流の実力を存分に発揮した試合もある。これまでに合計31本のホームランを打っており、ア・リーグの本塁打ランキングでは首位独走中だ。
しかし、4日（日本時間5日）に行われた敵地サンディエゴ・パドレス戦では、2者連続ホームランを浴びるなど不安定な投球が続き、右中指のマメなどを理由に緊急降板している。その影響もあり、最近の調子は下り坂だ。
今季のア・リーグMVP争いにおいて、現時点で大谷のオッズは-750だが、同メディアは「最近のいくつかの出来事が、彼のシーズンに予測不可能な要素を加えるかもしれない」とし、一時期2位だったアーロン・ジャッジ外野手（ニューヨーク・ヤンキース）のように怪我で上位から脱落する可能性もあると指摘した。そうなった場合「大谷の下には、印象的な数字を誇る選手たちがひしめいており、大谷のシーズンが中断されれば、彼らのオッズは劇的に向上するかもしれない」と伝えている。
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