プロ麻雀リーグ「Mリーグ」に2023-24シーズンから新規参戦するBEAST Japanextのドラフト会議指名オーディション・セミファイナルが6月10日に行われ、内田みこ（連盟）が1位、浅井堂岐（協会）が2位でファイナル進出を決めた。ファイナルは既に進出を決めている新井啓文（最高位戦）、菅原千瑛（連盟）を加えた4人で対戦。優勝者は2023-24シーズン前に行われるドラフト会議で指名される権利を得る。
【映像】ファイナル進出への思いを語る
予選A卓、B卓の2位と3位、計4人によって行われたセミファイナルは1回戦から内田が好スタート。いきなり＋61.4ポイントのトップを取ると、2回戦も2着に入り、前半戦で頭一つ抜け出した。3回戦も2着を取ったことでこの時点で1人浮きと独走状態に。最終4回戦も最後まで気を抜かずに打ち続け3着フィニッシュ。堂々とした戦いで1位通過を決めた。2位争いは最終4回戦でドラマ。トータル2位から4位まで、わずか4.7ポイント差と完全な着順勝負にもつれ込むと、ここで浅井が勝負強さを見せて会心のトップ。トータル2位を死守し、ファイナルに進出した。内田、浅井のコメントは以下の通り。
内田みこ
今日はうれしいです。最後まで何があるかわからないと油断しないように気を引き締めて打ちました。（オーディションは）8人選ばれたんですけど勝つのは1人で、控室でも和気藹々としゃべっていたのに1人しか勝てないのは残酷なんですけど、1週間後、コンディションをもっと整えていい対局が見せられるように頑張りたいです。
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浅井堂岐
今日は最初から追い込まれている、勝たなくちゃいけないという気持ちがありました。心が追い込まれていたのを振りほどけたのがよかったです。こういう決勝は（出たことは）最初は注目されるんですが、何年か経ったら絶対に覚えていないので絶対に優勝したいです。
【試合結果】
1位 内田みこ（連盟）
2位 浅井堂岐（協会）
3位 宮内こずえ（連盟）
4位 山井弘（連盟）
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆BEAST Japanextドラフト会議指名オーディション 2023-24シーズンからMリーグに新規参戦するBEAST Japanextによるオーディション。シーズン開幕前に行われるドラフト会議で指名する4人のうち1人を事前に決定するもの。選考された8選手が予選A卓、B卓に4人ずつ分かれ各組1位がファイナル決定。2、3位はセミファイナルに進み、上位2人がファイナル行きとなる。ファイナルでの優勝者がドラフトで指名される権利を得る。各ステージ、全て半荘4回で競われる。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
