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「旅をしながら稼ぐ」“おてつたび”が話題 コロナ明けで観光需要爆発も…救世主は“スポットワーカー”?

ABEMA TIMES

 コロナが明け、飲食・宿泊業界に賑わいが戻りつつある。人手不足が深刻になる中、改めて注目されているのが“スキマ時間” の活用だ。

【映像】全員“スポット人材”が働く居酒屋(店内の様子)

 先月、新橋にオープンした居酒屋「THE 赤提灯」では、アルバイト従業員が全員スポットワーカーで構成されている。企画したのは、バイオマッチングアプリ「タイミー」だ。アルバイトは全員アプリを通じて募集され、未経験でも時間さえあればすぐにアプリを通じて働ける。

 宿泊業界でも、給料をもらいながら旅行・観光を楽しめるサービスに反響が集まっている。ニュース番組「ABEMA Prime」の取材班は、山梨・山中湖のほとりに構える旅館「多賀扇」を取材。現場にいたのは「おてつたび」を通じて雇用された渡辺悠花さんだ。今日が初日だという。

 「初めてなのでまだ見よう見まねでしかできなくて……」と話すも、配膳の手伝いや布団敷き、お風呂の掃除と初日から忙しく働く渡辺さん。終業は夜9時だ。

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 翌日は仕事前にワカサギ釣りや忍野八海を堪能。夕方のシフトが始まるまで、思う存分、観光を楽しんだ。渡辺さんは「スキマ時間に地域の魅力を知れたり、自然の場所に行けたりするのは、すごく良い」と笑顔を見せる。

 会社をスタートさせて5年、おてつたび代表取締役CEOの永岡里菜氏は「今観光需要が大爆発していて、いろいろなところで働ける。『おてつたび』もありがたいことに口コミで広がって、倍率が高くなっている」と話す。

「人手不足解消は大前提だが、そもそも地方だとエリア内に働き手がいないことも多い。私自身は三重県尾鷲市の出身だ。漁業と林業の町で、東京から車でも電車でも6時間くらいかかる。少子高齢化や過疎化で若い人もいない。かつ著名な観光名所もないから『そこどこ?』となる。そもそも、来てもらえるきっかけがない。“お手伝い”という新しい目的で来てもらって、地域のファンを作る。そんな世界を作りたいと思って『おてつたび』を立ち上げた」

 今でこそサービスは全国に展開しているが、創業当初は1カ所ずつ受け入れ先を開拓していったという。永岡氏は「ひたすら夜行バスでいろいろな地域を巡りながら、地域の人と信頼関係を一から作った。東京の家を解約して、半年間、かなり泥臭く開拓した」と振り返る。

 最近では、転職期間中で自分のやりたいことを探す人、移住先を探しながら「おてつたび」をする人も増えているという。

 永岡氏の説明に、ギャルタレントのあおちゃんぺは「初めての人だと責任がない。そこが心配だ」と話す。

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