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【エプソムC予想】狙うべき穴馬はどの人気ゾーンなのか? 要注意すべき「前走ローテ」「枠」「脚質」を解析

netkeiba.com

 春のGIシリーズもクライマックスを越えて宝塚記念までは一休み。今週からは「東京・阪神」に加え、「函館」夏の開催もスタートする。

 重賞は日曜日に2つ。函館競馬場で函館スプリントS(GIII・函館・芝1200m)。そして東京競馬場で芝の中距離戦エプソムC(GIII・東京・芝1800m)が行われる。3年前には、3連単が400万円超えという大波乱もあった一戦。近年の傾向は復習しておきたいところだ。いつものように過去10年データからレース傾向と馬券ヒントを探っていく。

1.近5年の1番人気馬は大不振。狙うべき人気順は?

 まずは人気上位馬たちの過去の成績チェックから。

 1番人気馬は、過去10年でわずか1勝だけ。成績は【1・2・1・6】という大不振である。しかも近5年では【0・0・1・4】でここ3年は馬券圏内にもなれていない。1番人気馬の過信は禁物である。

 ちなみに2番人気馬は過去10年で3勝、成績は【3・0・2・5】で1番人気よりは良い。3番人気馬は1勝で成績は【1・2・0・7】。残り半数の5勝分は、4・5・5・9・4番人気が勝っている。総合すると人気上位はそれぞれ半信半疑だが、1着になるのは上位5番人気馬が濃厚ということだろう。

2.荒れたのは3年前だけ? 実は堅いエプソムC?

 項目1で「勝つのは上位5番人気馬までが濃厚」としたが、唯一の例外が3年前に9番人気ダイワキャグニーが勝った年。その時は2着に5番人気ソーグリッタリング、3着に逃げた18番人気トーラスジェミニが食い込み、馬連でも万馬券&3連単は421万円台という荒れ方をしたわけだ。

 そのイメージに伴い、さらに1番人気もコケやすいので、荒れるイメージがあるエプソムC。しかし配当面では、さほど大荒れ続きという感じでもない。馬連で万馬券になったのはその20年だけ。3連単にしても10万円オーバーは同じくその20年だけ。要するに10番人気以下の2ケタ人気薄が馬券に絡んだのはその20年のみ。ほかの年では一切絡んでいないのだ。

 しかも荒れた20年は過去10年で唯一の不良馬場でのこと。今年も週末の雨予報は気になるが、不良馬場にならなければ極端な結末というのは無いのかも…。

3.やや外枠有利の傾向?

 まずは関東と関西の比較。1着馬は過去10年で関東6勝・関西4勝。やや関東馬有利の傾向ありだ。

 馬券圏内30頭では、関東16頭・関西14頭。昨年の上位3頭すべて関東馬だったことで東西の逆転となった。やはり近年は関東馬の巻き返しが目立っている。

 そして枠順の傾向。これは過去10年で、3・5・6・8枠がそれぞれ2勝。1・7枠が1勝ずつとなっている。2・4枠の勝利はなし。先週の安田記念同様、1〜4枠より5〜8枠のほうが良い、やや外有利の傾向といえる。

4.逃げ馬の馬券圏内確率は?

 最後に前走ローテはどこからがいいか?

 これは同じ東京芝1800m戦の前走メイSをまず注意しておきたい。17〜20年には4年連続で連対している。

 だが近2年は馬券圏内にはなっていない。一昨年は前走メイS組から出走2頭は馬券にならず。昨年は1頭も出ていなかった。今年の前走メイSからのマテンロウスカイ、ルージュエヴァイユは一応気にしておきたい。ほかには過去10年で4頭が馬券になっている前走新潟大賞典組。同じく4頭が馬券圏内になっている前走都大路S組。前走3勝クラスからでも昨年1着ノースブリッジなどがいたりもする。

 あとは注意しておきたいのは逃げ馬。

 過去10年中、4コーナーまで先手を取った逃げ馬は、半分のレース確率50パーセントで馬券に絡んでいる。最下位に負けたりもするので一発狙いとなるが、面白いのはこのタイプ。昨年は前走アメジストSで逃げて勝っていたノースブリッジを指摘したが、当該レースでは逃げずに先行となったが1着になっている。今年もそんなタイプを見つけたい。

(netkeiba編集部)

 
   

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