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「彼女のためのプレゼント」加藤未唯の気遣い行動に独メディア驚愕!物議を醸したボールガールとの“再会2ショット”に反響止まず!

THE DIGEST

 テニスの「全仏オープン」女子ダブルスでボールガールに球をぶつけて失格となった加藤未唯。少女を気遣った彼女の行動に、いまだ反響が止まない。

 現地6月8日、加藤はティム・プッツ(ドイツ)と組んだ混合ダブルスで決勝まで進出。4-6、6-4、10-6(マッチタイブレーク)で下し、グランドスラム初制覇を飾った。優勝スピーチではコーチや関係者に感謝の言葉を述べるとともに、女子ダブルス3回戦で主審に失格を促した対戦ペアに向けて、「彼女らと、またいい試合をしたいと願っています」と語る素晴らしいスポーツマンシップに、会場からは万雷の拍手が送られた。

 さらに、9日には自身のSNSを更新。泣かせてしまったボールガールと笑顔で肩を組む写真を投稿。少女へ、温かく前向きなメッセージを綴った。

「あなたが元気にボールガールとしてボランティア活動を続けていると聞いて嬉しく思います。本当にハッピーです。私が贈ったギフトも喜んでもらえればと思いますし、また会える日を楽しみにしています。幸運を祈っています!」
  国境を越えた二人の友情ストーリーに、海外メディアは注目した。ドイツのテニス専門メディア『Tennis World De』は「ミユ・カトウがパリで物議を醸したボールガールに特別なプレゼントを贈った」と報道。「今年の全仏オープンで最大の話題となったミユ・カトウは、誤ってボールをぶつけてしまったボールガールと再会した。それも少女のために購入したという特別なプレゼントを持って直接謝罪しにいった」と加藤の律儀な行動に驚愕した。

 同メディアは、波紋を広げた加藤の失格処罰の経緯を説明すると、「カトウが失格になった後、多くの人がこの日本人選手を擁護し、失格処分はやりすぎだと主張するムーブメントが起こった。カトウにとっては幸いなことに、混合ダブルスでのトーナメントを続けることができ、そして優勝した」と大会運営の配慮も少なからず影響したのではないかと、持論を展開している。

 真剣勝負のコートで起きた予期せぬアクシデント。一度は無念の涙を流したが、気持ちを奮い立たせ、ドイツ人パートナーと力を合わせ悲願の頂点を掴んだ。28歳の日本人プレーヤーは、最後にコート外でも歴史ある大会に大きな足跡を残した。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】加藤未唯が泣かせてしまったボールガールと再会! 肩を抱く笑顔の2ショットを公開

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