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アニメ系YouTubeチャンネル、突然の声優変更が不評 作者が撤回を表明

yutura

アニメ系チャンネル「パパゲ」(登録者数25万人)が声優の変更を撤回し、謝罪しました。

突然の声優変更

パパゲとは、ギャグ要素の強いコント風のショートアニメを投稿しているチャンネルです。主人公の「田口山田」に加え、「イ口」「モブ井」「カスミ」など、個性豊かな登場人物が織りなす独特な世界観が人気を呼んでいます。

主人公の田口山田は、会話をするときの声優と、心の声の声優が別々で、心の声の声優がツッコミを入れるという特徴がありました。そんなパパゲは、2日に投稿した動画で、突然田口山田の声を心の声に統一。視聴者からは「声変だな…」「違和感がエグい」といった戸惑いの声が寄せられていました。

これを受け3日、パパゲは「視聴者の皆様へ」を公開。作者が登場し「何も言わずに、うちの田口山田の声を変化させてしまい、すみません」と謝罪し、田口山田の声優を突然変更した経緯を明かしました。

すべてのツッコミを面白い声に

パパゲの作者は、会話時の田口山田の声よりも、心の中の声のほうが面白いと思っているそう。そのため、面白いツッコミをしたいときは、心の中でしかツッコめず、会話の広がりがなくなることを悩んでいたのだとか。そこで通常の声も心の声にすれば、「すべてのツッコミを面白い声でできる」として、変更したとのこと。作者は「今は新しいスタイルに挑戦している時期です。見守っていただけるとありがたいです」と視聴者に理解を求めていました。

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視聴者からは「これからも応援します」「声変わったとはいえ面白すぎていつも笑ってるから何も気にしませんよ!」と、応援の声が集まることに。その一方で、「声変わり前の方が好き」「今までの方が僕は好きです!」という、馴染みのある声を求める率直な意見が多数上がりました。

不評受け元に戻す「うちの作者が血迷っていて…」

今月9日、パパゲはYouTubeチャンネルを更新。「ご報告」として、田口山田の通常の声を戻すことを発表しました。作者は「本気で声を変えたほうが面白くなると思っていた」そうですが、視聴者の反応を見て、「それが面白いと感じるのは少数派」だと気づいたといいます。田口山田は「うちの作者が血迷っていて、非常にご迷惑をおかけしました」と視聴者に謝罪しました。

突然の“中の人”の交代といえば、2019年にVTuberの「キズナアイ」(同303万人)が複数に“分裂”して炎上した騒動や、「ゲーム部プロジェクト」(同27万人)の声優変更で炎上した事例、「まいぜんシスターズ」(登録者数276万人)の声優変更で物議を醸した件が思い出されます。声のみの出演といっても視聴者には愛着があるためか、交代は不評を買うことが多いようです。

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