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フジテレビ「儲かるドラマ枠新設」で深刻化する「2番手・3番手の役者が足りない」という大問題

アサ芸プラス

 2023年10月改編からフジテレビが新たに、金曜日夜9時にドラマ放送枠を新設することがわかった。

 同局では現在、月曜日の夜9時と10時、火曜日の夜11時、水曜日と木曜日の午後10時、土曜日の夜11時と、6つの枠でドラマが放送されている。フジテレビ系列局関係者が解説する。

「このうち系列局のカンテレは月曜、火曜の2枠を担当、東海テレビは昼ドラからの流れで土曜1枠の制作を担っている。フジテレビだけで5枠を本当にカバーできるのか、少々不安なところはありますね」

 各局を見渡しても、近年はドラマの放送枠拡大が顕著で、

「背景にはTVerや自局の有料サブスクでの配信が大きく影響しています。要は『カネになるから』というのが一番の理由」(ドラマ制作関係者)

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 というのだから、広告収入が右肩下がりのテレビ業界にとっては、なんともありがたいコンテンツであることは間違いない。だが一方で、こんな問題も抱えている。

「枠が増えすぎて、そこそこのギャラでキャスティングできる2番手、3番手の役者不足が深刻なんです。元々、深夜帯にドラマ枠をどんどん作っていったのはテレビ東京ですが、あそこはもしかすると、方針転換を迫られるかもしれませんね」(ドラマ評論家)

 いくら放送枠を増やしても、良質なコンテンツが揃ってこそ。状況を打破できるか。

 
   

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