6月8日、ジャイアンツ球場で行われたイースタン・リーグの西武ライオンズ戦に、「3番・右翼」で先発出場した萩尾匡也は、4打数2安打。今シーズン14度目のマルチヒットを記録し、1軍再昇格へアピールした。
初回、1アウト走者なし場面で打席に立った萩尾匡也は、西武ライオンズ先発の浜屋将太の4球目133kmフォークをショートへの内野安打とし出塁。
さらに、8回1アウト走者なしの場面。西武ライオンズ3番手・大曲錬の5球目151kmストレートをライトへポトリと落ちるポテンヒットにし、今シーズン14度目のマルチヒットを記録した。
萩尾匡也は、5月28日に1軍初昇格を果たし、その日の阪神タイガース戦でプロ初安打をマーク。しかし、1番に抜てきされた30日の千葉ロッテマリーンズ戦で3打数ノーヒットに終わり、4試合に出場して7打数1安打、打率.143と結果を残せず、6月4日から2軍に合流していた。
6月9日には5月度の「スカパー！ファーム月間ＭＶＰ賞」を受賞した。月間で18試合に出場し、リーグトップの打率.473、リーグ2位の26安打、10打点の好成績が評価されての受賞だ。
広告の後にも続きます
5月の打撃好調を継続させ、萩尾匡也には1軍再昇格を果たし、秋広優人、中山礼都に負けない活躍を披露してもらいたい。
