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【らんまん】万太郎の「新しい場所で芽吹いていく」は自己否定にならないのか

アサジョ

 一方で万太郎は、植物学に自分の人生を捧げるという決心を胸に土佐から上京し、印刷所で見習い修行を始めたりしている。それは確かに彼の言う通り「新しい場所で芽吹く」姿勢の表れだろう。

「しかし万太郎の変化は決して、大畑や岩下が経験してきたほどの大きな変化には該当しないように思われてなりません。彼が植物学を諦めて文学に目覚めでもしない限り、大畑がどれほど大きな決断をして火消しを辞めたのか、実際には理解できていないように思えてならないのです」(前出・テレビ誌ライター)

 植物は交雑や遺伝子損傷などを経て進化を続けていくが、自分の想いに忠実すぎる万太郎は自身の生き方を進化させられるのか。寿恵子と結ばれることで少しは彼の人生に変化が生じるのか、視聴者も気になるところではないだろうか。

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