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オスカー・アイザックがポーカートーナメントに挑む 『カード・カウンター』本編映像公開

Real Sound

『カード・カウンター』©2021 Focus Features. A Comcast Company.

 6月16日に公開される『カード・カウンター』より、ポーカートーナメントの様子を捉えた本編映像が公開され、各界の著名人よりコメントが寄せられた。

 参考:【写真】トランプを見せるオスカー・アイザック

 本作は、ポール・シュレイダーが監督・脚本、マーティン・スコセッシが製作総指揮を務め、消すことのできない過去の罪への償いと、いまだ罰されぬ悪人への怒りに引き裂かれるギャンブラーの“復讐と贖罪”を描いたスリラー。ミステリアスな主人公をオスカー・アイザックが演じたほか、ティファニー・ハディッシュ、タイ・シェリダン、ウィレム・デフォーが脇を固めた。

 公開された本編映像には、1970年から開催されている世界最大のポーカートーナメントWSOP(ワールドシリーズオブポーカー)に挑む主人公ウィリアム・テルの姿が映し出されている。ロバート・レヴォン・ビーンの音楽に乗せて会場内を映し出すカメラは、トーナメントに出場している年齢も服装も異なる多様な人々を捉えている。

 あわせて、本作を鑑賞した各界の著名人による絶賛コメントも公開された。2012年WSOP5000ドル6maxPLOで日本人として初めて世界選手権で優勝した経験を持ち、本作の字幕監修も担当したプロポーカープレーヤーの木原直哉は「過去のどの映画よりもポーカートーナメントが生々しく描かれている」と、忠実に再現されたトーナメントシーンを高く評価。

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 映画監督の原一男は、本作を複数回鑑賞し「私は激しいジェラシーを感じずにはいられなかった」と、シュレイダーの監督としての手腕を絶賛した。映画化もされた『死刑にいたる病』の原作者で作家の櫛木理宇は「正しかったのはシュレイダーとスコセッシだと、いまならわかる。彼らが突きつける怒りは、同時に痛いほどの祈りなのだ」と語り、フリーアナウンサー・俳優の宇垣美里は「オスカー・アイザックの静の演技の凄みと、こぼれるような色気といったら」と主演のアイザックの演技を激賞。

 映画評論家の町山智浩は「待ってました! これぞポール・シュレイダーの十八番!」と、シュレイダー監督の作風を称賛している。日本で行われるポーカーの大会にゲストとして招かれるなど、ポーカーにも精通している将棋棋士の森内俊之は「淡々とポーカーに向かう主人公の胆力に圧倒される」とコメントを寄せた。

 さらに、本作のトランプ型フライヤーがヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿に設置されることが決定。フライヤーは、“ポーカーサイズ”と呼ばれる日本で普段使用されているトランプよりも少し大きめのサイズが採用されている。

■コメント

宇垣美里(フリーアナウンサー・俳優)

たとえそのルールがわからなくとも、ポーカーやブラックジャックのシーンはスタイリッシュで魅力的。
ほの暗くシャープでザ・ノワールな画面に満ちる緊張感と、そこに佇む虚無をまとったアンニュイなオスカー・アイザックの静の演技の凄みと、こぼれるような色気といったら。
ラストシーンには人が人と共に生きること、愛そのものを肯定する姿勢を感じた。
(扶桑社『週刊SPA!』「宇垣美里の沼落ちシネマ」より)

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