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【漫画】いつも女子に逃げられてしまう仏頂面の先輩に恋するアニオタ女子が「かわいさの破壊力抜群」と話題

WEBザテレビジョン

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回ピックアップしたのは、漫画家・イラストレーターの佐糖アメさんが手がけた『仏頂面の先輩とアニヲタの後輩の話』だ。

5月1日にTwitterで公開された同作は6000件以上の「いいね!」を獲得し、読者からは「尊すぎる」「青春って感じで最高!」といった好評の声が寄せられている。作者の佐糖さんに話を伺い、創作のキッカケについて語ってもらった。

■仏頂面だけど優しい先輩に恋するアニオタの後輩女子
仏頂面のせいで女子から逃げられてばかりの男子生徒の村田。肩をぶつけた女子生徒が謝ってきたので、村田も「こっちこそ悪い」と言葉をかけたにもかかわらず、いつものように怖い顔のせいで逃げられてしまう。

そんな彼が唯一心置きなく会話できる女子といえば“アニヲタの後輩”。いつものように先日放送されたアニメについて話していると、村田は後輩女子の頭についているゴミを取り払う。後輩女子は表情を1つ変えず、会話を終えたタイミングで、その場を後にした。

後輩女子は友人と一緒に歩いていると、「すぐに優しいことするんだから」と村田を思い出して顔を赤らめる。その時に村田は後輩女子に借りていたものを返すため、後輩女子の近くまできており、偶然にも後輩が発した「あんなの好きになっちゃう」という言葉を聞いてしまう。

その週末、村田と後輩女子は2人きりでアニメの映画を観にいくことに。同じシーンで笑ったり、泣いたりしているうちに映画の上映が終わると、村田は後輩女子の手に触れる…。

2人の恋模様に対し、Twitter上では「後輩女子のかわいさは破壊力抜群」「ベストカップルの誕生だ!」などのコメントが上がっていた。

■誕生のキッカケはファンから寄せられたお悩み!
――「仏頂面の先輩とアニヲタの後輩の話」を創作したきっかけや理由があればお教えください

私のSNS上で、お悩み相談に答える企画「佐糖アメの漫画でお悩み解決!」を実施したのがきっかけです。送っていただいたお悩みに対し、私が解決策を漫画にしてお答えするという企画でした。

この時のお悩み内容は、「仏頂面のため女子に怖がられて会話ができない。話せる女子はアニヲタ後輩のみ。女子と付き合いたいのに…」というものでした。そこで私なりの解決策を漫画にしました。

――描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。

こだわった点は、お悩み解決策でありながら、読んだ人が楽しめる内容にするということです。お悩み相談という趣旨ではありますが、あまり深刻ではなく癒されるものをお届けしたいなと思い、可愛い女の子のキャラクターを登場させたり、ポジティブになれるテンポ感を意識したりして作りました。

注目してほしいポイントは、ヒロインの恥ずかしそうな表情です。普段は表情も変えずクールに話すヒロインなのに、主人公のことを話す時は顔を赤らめているギャップを楽しんでいただけたらと思います。

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

映画を見た2人が「同じシーンで笑い、同じシーンで泣いた」という場面です。2人の気持ちがシンクロして自然と同じ表情になっているところが、相性の良さが出ていて可愛い様子を表現できたかなと思って気に入っています。

――他の作品も拝見させていただきましたが、とても可愛らしい女性キャラがとても印象的でした。女性を描く際に心がけていることを、ぜひ教えてください。

自分が思う「可愛い」を追求することです。外見的なかわいさ、内面的なかわいさ、どちらも大切にしています。外見については、キャラクターデザインをする時、ファッションや髪型にキャラの性格や魅力が出るよう考えています。

例えば今回のヒロインだと、ツーサイドアップに眼鏡を合わせたら可愛いなというところからデザインしていき、照れ隠しする時には眼鏡が光ることで表情を見せないようにしてシャイな性格を演出しました。

内面については、そのキャラの内側にある魅力を引き出して可愛いと思えるエピソードになるようにしたいと思っています。今回は、ヒロインが主人公に対する気持ちを友人に話す場面で、主人公の優しさに唯一気づいているところや、好きを超えて大好きだと口にしてしまうところに、ヒロインの優しさや純粋さが表れていて自分でも可愛い子だなと思います。

私がひたすら可愛いと思うキャラを描いているのですが、読んでくださった方にも可愛いと思っていただけたら嬉しいです。

――今後の展望や目標をお教えください。

本作のように、読者さんと漫画を通して交流できるような企画を今後もまた実施してみたいと思っ
ています。また、これまでは長いページのストーリー漫画を描くことが多かったのですが、発表する媒体に合わせた表現方法もいろいろ試していきたいです。

例えば最近、Twitterでは「会社の後輩が魔法使いだった」という1ページ漫画を描いて投稿し始めました。1ページずつ話を進めていく形式は初めてですが、見せ場作りやセリフの数など、これまでとは違う演出を考えるのが楽しいです。今後も更新を続けていき、紙の本や電子書籍としてまとめて読んでいただけるような作品にできたらいいなと思っています。

それから今年は、YouTubeチャンネルも開設したので、マンガ動画なども作って公開してみたいです。イベントにも参加して、本やグッズを直接手に取ってもらえる機会があるといいなと思っています。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!

みなさんの反応や温かい感想がいつも励みとなっています。これからも楽しんでいただける作品をお届けできるよう、私も楽しく制作していきたいです。これからも応援よろしくお願いします!

 
   

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