1~3月までのGDP(=国内総生産)の実質成長率が、速報値の1.6%から2.7%に上方修正されました。
【映像】1-3月期GDP、2.7%に上方修正
内閣府が発表した1~3月までの実質GDPの改定値は、前の3カ月と比べてプラス0.7%で、年率換算でプラス2.7%でした。2期連続のプラスです。
5月に発表された速報値はプラス0.4%、年率換算では1.6%でした。前回の時点では発表されていなかった統計などが反映され、上方修正されました。自動車などの在庫変動が上振れたことや、企業の設備投資もプラスに働いたことなどが要因です。
一方、コロナ禍からの回復を受けた飲食や旅行関係の消費、好調な自動車販売などが内需を牽引するという全体像は変わっていません。(ANNニュース)