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Kis-My-Ft2 藤ヶ谷太輔、横尾渉と励まし合ってこれからも歩いていく 逆境をチャンスに変えて過ごした日々を振り返る

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Kis-My-Ft2

 仲睦まじいアイドルグループには、末永く活動してもらいたいもの。それが、長年苦楽を共にしてきたことを知っていればなおのことだ。5月31日、『Kis-My-Ft2 キスマイRadio』(文化放送)で、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、改めてメンバーの横尾渉と歩んできた日々を振り返る場面があった。

(関連:Kis-My-Ft2 北山宏光がKAT-TUNから得る信頼 無茶振りの豪速球をしっかりと受け止める関係性

 藤ヶ谷と横尾といえば、ファンの間で“わたたい”コンビと呼ばれるほど仲がいいことで有名だ。だが、それゆえにこれまでも多くのメディアでコンビトークを展開しており、「散々語っちゃってるってのもあって」と、どんなエピソードを話そうかと少々迷う素振りを見せた藤ヶ谷。そして「そもそも仕事のビジネスパートナーとして、表で何かやるっていうことよりも、Jr.のときからずっと一緒にいるんだよね。デビューできない時期もそうだし、単純にレッスンが終わってそのままご飯を食べて帰ってとか……」と、少しずつ思い出を紐解き始めていく。

 「そのときの戦友みたいなさ、部活でいう仲間みたいな。あれが、唯一わた(横尾)かな。喧嘩とかもしたし。お互いに自信も実力もないけど、Jr.のころから励まし合ってたっていうか。辞めないようにしてた……してもらってたっていうような感じかな」と、決して楽しいことばかりではなかった場面も一緒に乗り越えてきたという。

 Kis-My-Ft2のインタビューをまとめた書籍『裸の時代/Kis−My−Ft2』(集英社)では、藤ヶ谷がジャニーズJr.時代の苦労を語る場面があった。ジャニーズ事務所のオーディションに合格し、仕事の電話が連日かかってきたかと思えば、パタリと連絡が来なくなって2年間の空白ができたこと。そして、あるユニットに入れてもらえたかと思うと、今度はまだ中学生ということでテレビ番組の収録ではずされ、後にそのグループがKAT-TUNとしてデビューしたという話も……。

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 選ばれたり外されたりと安定しない日々。それはデビューを目指して結成されるJr.内ユニットの選抜だけでなく、仕事を獲得するために向かったオーディションでも。北山宏光や横尾たちとCMのオーディションに行ったのだが、藤ヶ谷だけ落とされたこともあった。また、Kis-My-Ft2が結成されたときには、「いろんなグループからはずれたヤツの集まりなんで、“大丈夫か?”と」思っていたという。しかし、それが後々に「強みになった」とも。そんな中で、支え合ってきたのが横尾だった。とはいえ、今のように仲睦まじい感じではなく、喧嘩をしながらだったそう。『裸の時代』には「あいつ、まっすぐすぎて愛想よくできないし、媚なんて絶対売れない。すっげー不器用だけど、なんか似てんなーって。だから好きなんですよね」と根本の部分が似た者同士であったと分析していた。

 今ではマネージャーが車で送迎してくれるようになったため、ジャニーズJr.のころのように仕事帰りの流れでご飯に行くようなことも少なくなったというが、それでも「過去にあったことはずっとあるし、そこで繋がっていた感じがある」と言い、いまだに一番連絡を多く取るのは横尾だという。

 しかし、その連絡の仕方について「画像だけ送ってくる」というからツッコまずにはいられない。藤ヶ谷が「これ何?」と聞き返して初めて詳細な情報が届くスタイルに「いっぺんに送ってほしい」と不満をこぼす。同時に、そんな率直な思いを口にすることができるほど、遠慮のいらない間柄なのだということが伝わってきた。

 そんな横尾をはじめとしたKis-My-Ft2との遠い未来を想像したトークも藤ヶ谷の口から語られる場面があった。それは6月3日放送のラジオ『藤ヶ谷太輔PeacefulDays』(ニッポン放送)でのこと。ハリソン・フォードが80歳であることを受けて、藤ヶ谷も80歳になったときに「キスマイやってたら面白いですけどね。それはそれで夢あるよね」と思いを馳せた。

 「“もう速いテンポの歌は歌えん!”とかさ(笑)。なんか良くない? でも、キスマイみんな色気があって“ああいうおじさんたちいいな“ってなってたら最高だよね! バラエティでも誰か1人“眠くなってんな!”みたいなのが人いたりさ」その1人とは誰のことを思い浮かべているのか、こちらも想像して楽しくなった。

 8月31日をもって北山の退所が発表されたKis-My-Ft2。幾多の逆境をチャンスに変えてきた7人ならば、そしてそれを“ともに“乗り越えてきたファンたちであれば、きっとこの大きな転換期のこともいつか笑って語れる日がくるはず。もちろん今は寂しくて仕方ないが、明るい未来を信じて北山への最後の花道を盛大に飾り、Kis-My-Ft2のこれからにも勢いをつけていきたい気持ちでいっぱいだ。

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