1991年に公開されたアニメーション「リトル・マーメイド」(USは1989年に公開／ディズニープラスで配信中)が実写化され、日本では6月9日(金)に公開となる。公開に向け、6月6日に本作を声で彩ったプレミアム吹替声優陣が一同に集結し、本作に登場する珠玉のミュージカルナンバーを生歌唱する「映画『リトル・マーメイド』公開記念“リトル・マーメイド”フェス」が開催された。
■吹替声優陣が“リトル・マーメイド”の名曲を歌い上げる
美しい歌声を持ち、人間の世界に憧れている人魚アリエルが歌った楽曲「パート・オブ・ユア・ワールド」をパフォーマンスしたのは、本作の主人公アリエル役を務めた豊原江理佳。“誰よりも美しい歌声を持つアリエル”を体現するかのような歌声を響き渡らせ、観客たちを魅了。続けて、アリエルが人間の世界へ踏み出すキッカケとなる王子エリック役の海宝直人が、本作で誕生する新曲「まだ見ぬ世界へ」を初披露。アリエルを言葉巧みに誘惑し、自分の思うままに操ろうとする海の魔女アースラ役の浦嶋りんこは、「哀れな人々」を妖艶に歌い上げ、さらに、アリエルの物語を彩る、海の王トリトンに仕える執事長セバスチャン役の木村昴と、陽気で騒がしい目立ちたがり屋のスカットル役の高乃麗が、「キス・ザ・ガール」で息ピッタリにデュエット。
■アリエル役の豊原江理佳、海中のように美しい世界に彩られた会場に感動
トークセッションでは、キャスト陣による白熱したトークが繰り広げられた。多くの観客たちの前で生パフォーマンスを行ったことについて、豊原は「とっても楽しかったです！(お客さんたちの持っている)ペンライトの光が海の中みたいに綺麗で、私もマイクを振りたくなったくらいノリノリで歌えました！」、木村も「映画の中でも、観ていて海の中を一緒に泳いでいるような感覚になるようなシーンが多いのですが、今回のステージでも、『リトル・マーメイド』の世界が表現されていて本当にカラフルですよね！本当にテンション上がった！」と話した。
■声優陣、生パフォーマンス披露に嬉しさ＆本作の魅力語る
初めて新曲を披露した海宝は、「エリックはアリエルにひと目惚れならぬ”ひと聴き惚れ”だったので、さっきも豊原さんの声を聴きながら力を充電して歌うことが出来ました。この曲以外にも本当にすばらしい新曲が書き下ろされているので楽しみにしていてください！」と熱を込めてアピール。そして浦嶋は、「”この会場にいる皆が哀れなんだ”と思いながら歌いました」とアースラさながらの怪しい笑みを浮かべながら語った。
さらに、今夜限りのデュエットを組んだ木村と高乃は、「映画の中ではセバスチャン、フランダー、スカットルの3人で楽しくアリエルの物語を盛り上げるのですが、今回も昴くんと”今日はこうやって動こう”とさっき一緒に相談したりもして、ノリノリで楽しめました」(高乃)、「最高でした！」(木村)と振り返り、豊原は「収録してから公開まで本当に待ち遠しかったですし、早く皆さんにお届けしたいという一心でした！今日皆さんの歌を生で聞くことが出来て、これをまた映画館でもうすぐ聴けるとすごくワクワクしています！『リトル・マーメイド』をご覧いただいて、皆さん少しでも元気をもらってほしいです！」と締めくくった。
