スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』は現地時間6日、昨年11月に現役を引退した元バルセロナのジェラール・ピケのコメントを報じた。ピケはバルセロナの財政問題について苦言を呈し、バルセロナへの復帰が噂されているリオネル・メッシについても言及している。
同紙によると、財政の改善に向けたバルセロナの実行性のある計画をラ・リーガは承認したが、バルセロナがメッシと契約できるかどうかは不確実な現状にある。そんな中、ピケは「アフター・キングス・リーグ」という番組の中でバルセロナに関して口を開いた。
「引退したことで私はバルセロナに給与の余裕を与えることができたので、うれしく思っている。だが私たちが去ったのに、バルセロナはまだFFP（ファイナンシャル・フェア・プレー）の問題を抱えていて、とても滑稽だ。他に誰が出ていかなければいけないんだ」
今季限りでの退団を発表したセルヒオ・ブスケッツとジョルディ・アルバも含めたベテラン3人がクラブからいなくなったにも関わらずまだ財政問題に苦労している古巣に苦言を呈した。そして以下のように付け加えた。
「理論的には、給与の問題の原因は私たちにあった。今、私たちはいなくなったが、彼らは誰とも契約できない」
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ピケは復帰が噂されるメッシとの契約に至れない古巣の現状を嘆いた。
