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INTERVIEW 『MOON and GOLDFISH』公開! 峰平朔良

cinefil

『MOON and GOLDFISH』(飯塚冬酒 監督)公開間近、ご出演の峰平朔良さんにインタビューをさせていただきました。

俳優になるきっかけ

実は私、事務所に入るまで映画をそんなに熱心にみてきたわけではなかったんですね。
福島でモデルの活動をしているときに今の事務所の社長にスカウトされて東京に来たんです。それまではあまり俳優ということにすごく興味があったわけではなくて・・・。
事務所の先輩たちにすすめられてみた映画が『リリイ・シュシュのすべて』『ジョゼと虎と魚たち』や『そこのみて光輝く』だったんです。
人が賢明に生きている姿、苦しいけれどその中にある光や美しさを映画の中に感じて、そんな役を演じてみたい、と思うようになりました。
多分、それが私が俳優をしっかりと認識した最初かもしれません。

お仕事について

今は、映画、ドラマ、広告、MVなどのお仕事をさせていただいています。どのお仕事もそれぞれに楽しく勉強になります。
例えば、CMは現場での瞬発力が試されているような気がしますが、それは別のフィールドの現場にも応用できると思っています。
私、現場では結構緊張するほうで・・・インして一番最初にカメラ回ったときが一番緊張しますね。はじまってしまえば大丈夫なんですけど。その後はただただ集中しています!
あ、メイク中も緊張します。メイクさんに色々と打ち明けてしまうことも多くて・・・。
私にとってメイクさんの力って大切かもしれません。
前までは自分だったらどうか、ということを考えて脚本に向き合っていたんですけど、最近は脚本に書かれている役を俯瞰しながら向き合うようにしています。
お仕事の基準は、自分がやりたい、と思うかどうかという自分の気持ちを大切にしています。もちろん大きなお仕事は嬉しいですけど作品の大小にかかわらず、まずはやりたいという初期衝動や感情を信じてお仕事に臨んでいます。

『MOON and GOLDFISH』出演のきっかけ

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事務所のマネージャーから「まずは読んでみて」って脚本を渡されて、読み終わった後に、「この主役の女の子の話来てるけど」と言われて・・・即決しました。
その後、監督の飯塚さんとお会いしたときにうかがったんですが、私がInstagramで上げている弾き語りをみていただいたのがきっかけのようです。
最初の脚本はかなり重たい話で辛い描写もあったんですけれど、それよりも主人公の生きている姿、恵まれない境遇で生きていてただただ毎日を暮らしていかなければいけないという女性が、その時の自分の気持ちにもあっていたので・・・。

『MOON and GOLDFISH』撮影現場スチール

夏の夜の大岡川の散歩

『MOON and GOLDFISH』の撮影では、初日が一番、重いシーンだったので・・・しかも一回しか撮らないって言われたので。インして初日で映画のクライマックスシーンでしたし・・・。
後はエンディングの歌もワンカットで、カメラマンさんがすごく近いし(笑)。
その二つのシーンは心して臨んだ撮影でもありました。
あと印象に残っているのは、横浜の大岡川を平井亜門さんと二人で歩いた撮影があるんですけど、あそこの台詞はアドリブなんです。
暑い夏の夜でしたけど、川沿いの道を散歩してるところを遠くから撮影して・・・撮影・・・というよりも二人で夜風にあたりながらただ散歩している、という感じで・・・。
川の風がぬるく心地よくて、横浜の繁華街の夏の熱気を消していくようでした。
あのシーンをみるとあの時の気持ちが蘇ってきますね。
個人的には大好きです。

MOON and GOLDFISH メッセージ

私が演じたヒカリという役は・・・未来に希望があるのかもわからずにただ毎日を生きています。そんな辛い日常であっても、日々をささえる音楽であったり平井亜門さん演じるシンイチだったり、ちいさな光が未来に向かう光になって未来に向かっていったと思います。
どんな人にも、小さいけれども希望はどこかにある、ということを信じてください、ということを伝える映画だと思います。
ぜひ劇場でご覧ください。

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