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アルカラス、ジョコ待つ準決勝へ

テニス365


ベスト4進出を果たしたアルカラス
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は6日、男子シングルス準々決勝が行われ、第1シードのC・アルカラス(スペイン)が第5シードのS・チチパス(ギリシャ)を6-2, 6-1, 7-6 (7-5)のストレートで破り、大会初のベスト4進出を果たした。

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昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で自身初の四大大会制覇を成し遂げ、世界ランク1位に上り詰めた20歳のアルカラス。今大会はR・ナダル(スペイン)不在のなか、第1シードとして、そして優勝候補の1人として8強入りした。

チチパスとの一戦となったこの日の第1セット、アルカラスは第3ゲームで先にブレークを奪うと、サービスゲームではファーストサービスが入ったときに93パーセントの高い確率でポイントを獲得。チチパスにブレークチャンスを与えることのないプレーを見せ先行する。

第2セット、4本のダブルフォルトを犯すなどサービスが安定しないチチパスに対し攻め手を緩めなかったアルカラスは3度のブレークチャンスをいずれも決め切り圧倒。わずか1時間でセットカウント2-0と勝利に王手をかける。

第3セット、第2ゲームでブレークしたアルカラスは第8ゲームのチチパスのサービスゲーム時に2度のマッチポイントを握るが決め切れず。続くサービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームではこの試合初めてブレークを許した。

第10ゲームでは再びリターンからチャンスを掴み3度目のマッチポイントを迎えるがここでも仕留めることができずタイブレークに突入。タイブレークでは序盤でミニブレークに成功したアルカラスがチチパスに1度もリードされることなく終盤へ。最後はこの日5度目となるマッチポイントをものにし、2時間15分で勝利した。

準決勝でアルカラスは第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチは準々決勝で第11シードのK・ハチャノフを逆転で下しての勝ち上がり。

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