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伏線は5年前? マンUがマウントを狙う3つの理由とは。テン・ハフ監督がチェルシーMFを評価

フットボールチャンネル

 イギリスメディア『スカイスポーツ』は現地時間5日、マンチェスター・ユナイテッドがチェルシーMFメイソン・マウントの獲得に動いていると報じた。チェルシーもマウントの売却に前向きで、移籍金次第では実現する可能性があるという。同メディアはマンUがマウントを狙う理由も伝えている。

 チェルシーとマウントの契約は2024年夏までで、契約延長交渉は難航しており、チェルシーの財政的な問題も影響して今夏に売却される可能性が高まっている。移籍先には、獲得に積極的な姿勢を示しているマンUが有力候補として挙がる。同メディアによると、移籍金はチェルシーが7000万ポンドを求めているのに対して、マンUは5000万ポンド近くでの獲得を望んでいるようだ。

 同メディアはマンUがマウントを狙う3つの理由を挙げている。

 エリック・テン・ハフ監督は以前にもマウントの獲得を試みたことがある17/18シーズンに期限付き移籍で加入したオランダのフィテッセで、マウントは公式戦14得点10アシストを記録した。当時同じくオランダのアヤックスを指揮していたテン・ハフ監督は、対戦時にゴールも決めたマウントに興味を持ち、レンタルで獲得しようとしていたという。結局それは実現しなかったが、テン・ハフ監督はかねてからマウントを評価しているようだ。

 2つ目は、マンUの中盤の台所事情だ。マンUではフレッジ、スコット・マクトミネイ、ドニー・ファン・デ・ベークらのMFが今夏の放出候補に挙がっており、それに伴い彼らの代わりとなる選手の補強は必須事項。また、クリスティアン・エリクセンのパフォーマンスを評価しつつも、フル出場することが難しくなっている点を指摘している。そのため、24歳と若く、稼働率の高いマウントは補強ターゲットとして適しているという。

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 3つ目は、戦術的観点だ。マンUの中盤は守備的なカゼミーロの前に、攻撃的な選手を2枚配置しているが、マウントはそのポジションでブルーノ・フェルナンデスの相方として迎えられると、同メディアは推測している。攻撃面では得点に直接絡むプレーでブルーノの負担を軽減させ、献身的な守備でも貢献できるマウントは、マンUにフィットすると考えられているようだ。

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