
6月8日発売の「FEEL YOUNG」にて、最終回を迎えることが告知されており、6年という連載期間を経て終止符を打つ。著者のヤマシタトモコは2005年にデビューした後、アフタヌーン主催の新人賞・四季賞にて夏・四季賞を受賞した実力派。代表作の中には2021年に映画化もされた「さんかく窓の外側は夜」などがある。

映画「違国日記」は2024年、全国ロードショー。
☆新垣結衣 コメント
淡々として、ゴワゴワして、ヒリヒリして、じんわりして。 槙生と朝が一緒に過ごした時間には、そんな一言では表せないような想いがたくさん詰まっていて尊く感じました。ただの親戚でも親子でも友達でもない二人の関係性が好きです。見える世界が少しずつ広がっていくとき、じんわりとしたあたたかさが感じられる作品になると良いなと思います。
☆ヤマシタトモコ(原作者)コメント
この世の誰よりも私が最も驚いていますがなんと映画になります。映画での朝と槙生の風景を楽しんでくださればと思います。
☆「違国日記」あらすじ
人見知りな小説家の高代槙生(35歳)と、その姪・田汲朝(15歳)の女同士の同居奇譚。きっかけは、葬式での一コマだった。交通事故で両親を亡くした朝に、無神経な言葉を吐く親族たちと盥回しにされる朝の様子を見た槙生が、我慢ならず勢い余って私が引き取ると啖呵を切ったのだ。しかし、当の槙生は他人と住むことに戸惑いを隠さず、朝は困惑する。なかなか理解し合えない寂しさを抱え、一緒に居ることでお互いの癒えない傷口に自然と触れてしまう2人だが、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに傷と向き合うようになっていく――。