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【NOAH/インタビュー】作戦は『耐える』 GHCタッグ奪取へ“THE TOUGH”北宮&稲村が単純明快な青写真

プロレス/格闘技DX

 6・17名古屋大会でGHCタッグ王座に挑戦するマサ北宮&稲村愛輝のタッグチーム『THE TOUGH』。王者サクソン・ハックスリー&ティモシー・サッチャー組に挑む。

 GHCタッグ挑戦は2019年から数えて3度目。5・14後楽園大会で稲村がハックスリーを無双で沈めてチャンスをたぐり寄せた。以前は北宮が試合を決めることが多かったが、今は稲村の“決定力”増進が際立つ。

 テクニシャン&モンスターの王者『REAL』(レアル)コンビ攻略への作戦はズバリ「耐える」。三度目の正直を目指すTHE TOUGHの二人に話を聞いた。


【マサ北宮&稲村愛輝インタビュー】

――まずGHCタッグ挑戦に向けた率直な思いは?

▼北宮「まず俺個人としては稲葉(大樹)と持ってたベルトを失ったばかり。このまま埋もれていけないと思っていた矢先に稲村がチャンスをくれた。何としても獲りにいく」

▼稲村「ずっと『結果、結果』と言い続けてきて、いまだにしっかりとした結果を出せていません。前回の後楽園でタッグ王者に勝った瞬間に、ここで声を上げるしかないと思って挑戦表明しました。もうここで獲りたい、勝ちたい。その思いです」

――改めて王者コンビの印象は?

▼北宮「デカい、強い、テクニックもある、どう猛性もある。どう牙城を崩してやろうか、決めあぐねてます」

▼稲村「来て一発目の印象は北宮さんと同じで『デカい』。僕の中で『デカいことは、強いこと』だと思ってるんで。加えて経験だったりテクニックだったり、スピードや凶暴性…多くを持ち合わせてるチーム。テクニカルで凶暴で怖さもありますけど、そこに臆せず立ち向かいたいと思ってます」

――“THE TOUGH”での挑戦はこれで3回目、改めて“THE TOUGH”への思い入れというのは?

▼北宮「誰と組んでも良いチームにしていける自信もあるけど、俺の中に初めて“タッグチーム”としての形…というかベースとなるものができたのが、この稲村とのタッグチーム。特別な思いはありますよ」

――中嶋勝彦との“ジ・アグレッション”で結果を残しているが、そこでは得られなかったものが“THE TOUGH”で得られた?

▼北宮「(※トボけながら)…アグレッションって何ですか? そんなのあったんですね」

――……。稲村選手は“THE TOUGH”への思い入れというのは?

▼稲村「デビュー間もない頃から組ませてもらって、チームとしての闘い方、タッグでの闘い方を初めて教えていただいたのが北宮さんであり、このTHE TOUGHだと思ってるんで。初めて先輩から自力で勝利したのも、このTHE TOUGHを組んでいた時。闘い方だけじゃなくて勝ち方も教えてもらったんで。だからサクソンから勝って、さあ誰と挑戦したいか?と思った時に、迷いなく北宮さんの名前を挙げさせてもらいました」

――勝てば“3度目の正直”でタッグ王座に手が届くことになるが、やはりこのチームで形を残したい思いは強い?

▼北宮「おっしゃる通り」

▼稲村「3度目の正直というよりは、2回獲れなかった…っていうその悔しさが強い。3度目だから…というよりは、今回こそ絶対獲る!って気持ちで挑みます」

――稲村選手は昨年末はタイトルマッチでビッグマッチのメインも務めて今年の飛躍が期待されたが、上半期は結果が残せなかった

▼稲村「結果とは何か。プロレスをやってる以上は、やっぱりベルトを獲ることだと思ってるんで、6月17日…ちょうど1年の真ん中ですよね。ここでベルトを獲って、今年を良い1年にしたいと思います」

――以前は北宮選手が決めることが多かったが、今は稲村選手が試合を決めている。その成長や充実ぶりをどうみている?

▼北宮「それは大いに感じてますよ。タッグマッチでもシングルマッチでも“負けない試合”ができるようになってきたな…って実感は凄いありますね」

――稲村選手にも新しいTHE TOUGHの形ができつつある手応えはある?

▼稲村「確かに今までは北宮さんが試合を決めることが多かったんですけど、タッグで試合する以上は片方だけが強くても意味がない。だからこそ、タッグだけど自分が勝つことにこだわって常に闘ってますね」

――先ほど『決めあぐねている』と言っていたが、サッチャー&ハックスリー攻略のカギとなりそうなのは?

▼北宮「今、思いつきました。耐え抜きます。名前の通り“タフネス”で耐え抜きます。そこを(負けないように)補い合える意思疎通はできてると思ってるんでね」

――凄く単純明快な『耐える』という作戦が出た

▼稲村「そこは僕も同じですね。特にサクソン・ハックスリーに関しては、来日した当初から一目瞭然のデカさなんで、僕の得意分野であるタックルとかパワーで毎回挑んできた。でも多分すべての試合でしょっぱなのタックル合戦で倒されてる。自分の得意分野で負けてるのがとても悔しい。だから“耐える”という意味でも、まず倒されないこと。強靭さ、タフさを全面に出したい。確かにそればかりにこだわってると、ティモシー・サッチャーがスキを突いて腕を破壊しに来るとも思うんですが、そこも耐えるというか、腕を一本差し出すくらいの覚悟でぶっ倒す! そのくらいの気持ちで臨みます」

――現在のGHCタッグ戦線について思うことは?

▼北宮「金剛(拳王&征矢)はヨソのベルト(世界タッグ)持ってるし、前チャンピオン(杉浦貴&谷口周平)だってこのままヘコんでるワケないとも思うし、AXIZっていう人たちも出てきたし…虎視眈々と狙ってるチームが多くなってきた現状で、ひとつ出し抜いてやろうかなと思ってる」

▼稲村「いろんなチームも出てきてるし、まだチームになってないツワモノたちも今のNOAHにはいるんで。そのなかで長く組んでるTHE TOUGHがベルトを奪って、タッグ戦線の主役に立ちたいと思います」

――ちなみに北宮選手はこれまで7回タッグ王者になっているが、2度しか防衛ができていない…

▼北宮「勢いで獲ったまでは良いものの、そこから先が続かない…っていうのが俺とGHCタッグの定石パターンなんで、ここはひとつ、そのジンクスも払拭したい。稲村とならそれができると確信してるんで」

――改めて最後に意気込みを

▼稲村「6月17日、名古屋国際会議場大会。凶暴でテクニカルなタッグチャンピオン。必ずベルトを獲る!という強い気持ちと、どんな攻撃も耐え抜くタフさで、たとえ体のどこか一つが破壊されても食らいついてベルトを獲りたいと思います」

▼北宮「THE TOUGHのGHCタッグ初戴冠。ぜひ刮目(かつもく)してください。以上!!」



【NOAH】6/17(土)愛知・名古屋国際会議場 イベントホール『GREEN JOURNEY 2023 in NAGOYA』15:30開場、17:00開始

◇第1試合◇
大原はじめ
vs
Hi69

◇第2試合◇
スタリオン・ロジャース
吉岡世起
齋藤彰俊
vs
スペル・クレイジー
アレハンドロ
モハメド ヨネ

◇第3試合◇
谷口周平
vs
鈴木秀樹

◇第4試合◇
宮脇純太
AMAKUSA
清宮海斗
vs
藤村加偉
小川良成
イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.

◇第5試合◇
小峠篤司
稲葉大樹
vs
Eita
丸藤正道

◇第6試合◇
ダガ
クリス・リッジウェイ
ショーン・レガシー
vs
タダスケ
YO-HEY
ジャック・モリス

◇第7試合◇
征矢学
拳王
vs
中嶋勝彦
潮崎豪

◇第8試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合
[挑戦者]
ダンテ・レオン
vs
HAYATA
[第53代王者]
※HAYATA2度目の防衛戦

◇第9試合◇
▼GHCタッグ選手権試合
[挑戦者]
稲村愛輝
マサ北宮
vs
ティモシー・サッチャー
サクソン・ハックスリー
[第65代王者]
※ハックスリー&サッチャー組初防衛戦

◇第10試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合
[挑戦者]
杉浦貴
vs
ジェイク・リー
[第42代王者]
※ジェイク3度目の防衛戦

 
   

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