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オリックス・セデーニョ 育成上がりの助っ人「早めにヒットを打つことができて、よかったです」/初めての一軍生活

週刊ベースボールONLINE


オリックス・セデーニョ

 一時、助っ人野手不在の窮地を救ってみせた。今季、育成選手として加入したセデーニョが5月19日に支配下選手登録された。

 ベネズエラ出身で身長188センチ、体重88キロを誇る男は、支配下選手登録されるまでの期間にウエスタン・リーグで24試合に出場して打率.378、1本塁打、14打点の成績を残していた。昨季は主にダイヤモンドバックス傘下の2Aでプレー。マイナー通算打率.289、74本塁打、306打点の数字を残して日本野球に挑戦していた。

 初めての一軍生活は、3試合目で結果が出た。5月21日の日本ハム戦(京セラドーム)で七番・DHで出場すると、2回に来日初安打初打点を記録。「(デビューから)10打数ノーヒットになるかと心配だったけど、早めにヒットを打つことができて、よかったです」と来日5打席目でゲットした記念球を喜んだ。

 この日は育成時代の背番号『121』でもなければ、支配下登録後に背負う『40』でもない背番号『020』で試合に臨んだ。

「単純に間に合わなかった。山中から良い運がもらえたのかな」と、ユニフォームを貸してくれた、育成外野手の山中尭之への感謝を忘れなかった。

 投手では漆原大晟、宇田川優希、野手でも茶野篤政ら育成から一軍の主戦力に成り上がった選手は多数。ゴンザレスが5月19日に右足第二指骨折との診断を受け離脱し、シュウィンデルも同日に登録抹消されていた中で、唯一の助っ人野手が奮闘。6月3日に二軍に降格も、再び一軍の力となるべく腕を磨く。

写真=BBM
 
   

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