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EXILE NAOTO、初の父親役で子供たちにメロメロ「自分の息子、娘かのような感覚になっていっています」<もう一度パパと呼ばれる日>

WEBザテレビジョン

6月6日に、EXILE NAOTOが主演を務めるドラマ「もう一度パパと呼ばれる日」(毎週火曜夜0:25-0:55ほか、フジテレビ/全4話)がスタートする。初の“パパ役”、そしてフジテレビの地上波ドラマ初主演を務めるEXILE NAOTOが囲み取材に応じ、台本を読んだ感想や共演する子供たちの印象、病を患う主人公を演じることの難しさなどを語った。

■前向性健忘症を患う“パパ”が子供たちと再び向き合う

本作は、新しい記憶を作ることができない“前向性健忘症”を患い、家族から離れた主人公・三倉健二(EXILE NAOTO)が、最愛の子供たちにもう一度「パパ」と呼んでもらうため懸命に生きる姿を描く。事故に遭い、前向性健忘症を患った健二は、自分の存在が家族に負担になっているのではと妻に離婚を切り出す。妻から「一緒に乗り越えよう」と励まされるが、結局、娘と息子には病気のことを明かさないまま家を離れることに。2年後、毎日記憶がリセットされながらも日々懸命に過ごしていた健二に、突然、別れた妻の訃報が届く。健二は、妻が残した日記をきっかけに、シングルファザーとして子供たちと向き合い、育てることを決意する――。

■台本を「読み終わったあと、お見事と思いました」

まずは、本作のオファーについて、「本当に光栄なお話をいただけたなという気持ちでした。久しぶりにフジテレビのドラマに出られるということと、フジテレビの地上波ドラマでの主演は初めてだったので、うれしかったです」と率直な感想を語ったEXILE NAOTO。台本に関しては、「めちゃくちゃ良い台本だなと思いました。こんな作品にチャレンジできるのはすごくありがたいです。全4話ではありますけど、毎回グッとくるシーンやすごく大事なことがしっかりと詰め込まれていて、読み終わったあと、お見事と思いました」とコメントした。

初めてだという父親役は、「子供がいる友達や自分の兄が、(子供に対して)どんな振る舞いをしているのか思い出しながら演じました」といい、「撮影現場で子供たちと接するうちに、かわいいなとか守りたいという感情が芽生えて、自分の息子、娘かのような感覚になっていっています。それが自分の中での一番の役作りかなと思います」と、撮影開始1週間余りで子供たちとの距離が縮まっていることを明かした。

■「本当に二人ともいい子で、親心が芽生えています」

物語では、小学生6年生の娘・雪穂(梨里花)が再会した健二に嫌悪感を抱いており、一方で保育園に通う息子・春(石塚陸翔)は健二に甘える場面が多く描かれる。「陸翔くんとは休憩中もできる限り一緒にいて、父としての疑似体験をさせてもらっています。仲良くなって、すごくかわいいです。芝居関係なく、キュンキュンとすることが多くて、本当に子供っていいなと思っちゃいました」と、劇中同様、仲良く過ごしている。

雪穂を演じる梨里花との過ごし方については、記者から「役柄のようにあえて、あまり仲良くしないでおこうと思うことはあったか?」と質問が。EXILE NAOTOは、「そういうふうに思っていたんですけど、仲良くなっちゃいましたね(笑)。本当に二人ともいい子で、親心が芽生えています。梨里花ちゃんは中1なんですけど、自分が中1の頃はこんな大人だったっけ…と感心しています。あとは、お芝居もすごいなと毎回感動させられます。梨里花ちゃんにお芝居で引っ張られたり、それによって自分も感情の変化が生まれるので、子供としてかわいい一面もあるし、役者さんとしてとても信頼できるなとも思いました」と、梨里花に対してもメロメロな様子を見せた。

そして、自身が演じる健二については、「不器用で真っすぐな人」だと話し、「病気を発症した前と後では、一日一日に対する向き合い方が違うんだろうなと。僕らは毎日記憶がある中で、たまに昨日と今日の区別がつかないくらい忙しいときもあるじゃないですか。でも、彼にとって“昨日”はなくて、常に“今日”という気持ちで挑んでいるんだろうなと思いました」と印象を。続けて、「人との思い出は、人と自分をつないでいるものだったり、自分自身を形成しているものだったりするし、人生そのものなわけじゃないですか。それが健二にはないという中で、自分は健二と比べて、毎日を大切にできているのかなと、すごく考えさせられました」と、日々を振り返るきっかけになったことも明かした。

■前向性健忘症の役を演じる苦労「撮影を続けるにつれて…」

また、前向性健忘症に関してどれだけ勉強したかという質問には、「いろいろな資料をいただいて、メモ帳を手放せない方や、毎朝自分がどこにいるか分からない方などの動画も見させていただきました。でも、パッと見た印象で、その方々がそういった病気を抱えているとは見えなかったんです。僕が見た限りですけど、受け答えもしっかりされている方が多かったですし、皆さん明るいなと思いました」とコメント。

「動画の中で、ご病気を抱えられている方が、『記憶がないということは自分がない、感情がないということなんです』とおっしゃっていたんです。僕らが想像しても計り知れないと思うんですけど、ふと我に返ったときに何も自分をかたどるものがない恐怖感ってどんなだろうな、明日起きたら全て忘れているというのは、夜に寝る瞬間どんな気持ちなんだろうな、とすごく考えさせられました」と、役作りを通して抱いた気持ちも打ち明けた。

さまざまな資料から前向性健忘症への理解を深めてきたEXILE NAOTO。しかし、「撮影を続けるにつれて、いろんな感情や子供たちへの思いが強くなってくるんです。でも、一日が終わったら健二はゼロに戻るので、(感情を)積み重ねない方がいいかなと。それが夜のシーンだったら、(今までの出来事を記した)メモを読んだりして、朝から積み重ねた感情がある。でも、朝だったら、初めて見る職場の景色だし、初めて子供たちと住んでいる自分。健二は毎日がゼロからスタートしているので、厚みが出ちゃいけないと思いながら演じました」と、撮影が続く中で健二を演じる難しさも語った。

最後に、視聴者に向けて、「不器用ながらも一生懸命父になっていく三倉健二という男を見て、いろいろな弊害がある中でも目的を達成しようと頑張っている人たちに、勇気や、一日一日を大切に生きていくということを感じていただけたらと思っています」とメッセージを送った。

 
   

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