ベトナムのダナンで開かれた将棋の棋聖戦五番勝負の第1局は藤井聡太七冠が、挑戦者の佐々木大地七段を下し、タイトル防衛に向け弾みをつけました。
【映像】藤井聡太七冠、対局を振り返る
5日、ベトナムの「ダナン三日月」で開かれた棋聖戦五番勝負の第1局は、佐々木七段が投了し藤井七冠が勝利しました。藤井七冠にとって棋聖戦は4連覇をかけた防衛戦で、初の海外対局となったベトナムで1勝目をあげタイトル防衛へ好発進しました。
対局後、両棋士は将棋ファンの待つ大盤解説の会場に向かい、対局を振り返りました。
「初めての海外対局ということで、こちらに来る前は割と、どんな感じなのか楽しみな気持ちと少し不安な気持ちもあったんですけど、普段と変わらず、普段以上に対局できたと感じています」(藤井七冠)
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「最後は藤井聡太七冠の方が優勢になっていた」「本当に手の届くようなところで両対局者を見られて、ダナンまで来てよかったなと思いました」(大盤解説会参加者)
両棋士は6日にダナン周辺を観光した後で日本に帰国する予定です。
第2局は23日に兵庫県の「ホテルニューアワジ」で行われます。(ANNニュース)