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「オオタニに休養を」大谷翔平の今季初、中6日での登板に米記者が反応。オールスター前まで「先発が1試合減った」と指摘も

THE DIGEST

 ロサンゼルス・エンジェルスは現地6月4日、敵地でヒューストン・アストロズと対戦。終盤まで1対1の緊迫したゲームを1点差で制し、連敗を「3」でストップした。

 大谷翔平は3試合連続「1番・指名打者」で先発出場。3打席ノーヒットが続いたが、同点で迎えた4打席目の8回2死一塁で、低めのカーブを振り抜くと、右翼フェンス直撃の二塁打を叩き込んだ。値千金の決勝タイムリーを放った二刀流スターは、二塁塁上でベンチに向け、右手を突き上げ喜んだ。

 4試合ぶりに白星を掴んだフィル・ネビン監督は試合後、大谷の次回登板について言及。「(9日)本拠地でのシアトル・マリナーズ戦になる」と明言した。今季は開幕から中5日での登板を続けてきた大谷だが、今シーズン初めて中6日での先発になる。
  この一報に現地メディアは即反応。米紙『Orange County』で、エンジェルスの番記者を務めるジェフ・フレッチャー氏は自身のツイッターで「エンジェルスは今回、オオタニを含む先発投手陣に1日余分の休養を与える」と綴り、オールスターブレイクまでの最新の大谷カレンダーを紹介している。

 MLB公式サイト『MLB.com』で執筆しているレッド・ボリンジャー記者は「エンジェルスのコーチ陣は、ショウヘイ・オオタニを休ませるため、月曜日のオフを利用する。次の登板は、木曜日のシカゴ・カブス戦ではなく、金曜日のマリナーズ戦となる」と報じ、「オールスター前までの、オオタニの先発機会が1試合減ることになったが」と付け加えた。

 大谷はここまで12試合に登板して5勝2敗、奪三振96、防御率3.30、WHIP1.01。最近は勝ち星に恵まれず、6月2日のアストロズ戦では今季ワースト9安打を浴び5失点で2敗目を喫していた。

 直近のピッチング内容を鑑みて下したこの判断は、はたして吉と出るのか。現地時間6日から、チームは本拠地に戻りカブスと3連戦。大谷と鈴木誠也が、今シーズン初めて顔を合わせる。

構成●THE DIGEST編集部

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