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プーチンの「金」と「オンナ」を管理し、ウクライナ侵攻を後押しした男の正体

アサ芸Biz

 今月に入り、ロシア西部国境地域ではウクライナ側の武装勢力による攻撃が激化。隣接するベルゴロド州では3日、砲撃で2人の死者が出たことで、住民4000人が国内の別の地域に避難するなど、反転攻勢の兆しが見え始めている。

 一方、ワグネル創設者のプリゴジン氏は同日、99%のワグネル部隊がバフムトから撤退し、あとはロシア正規軍に引き継ぐと宣言するなど、まさに先が読めない一触即発の様相を呈してきた。

 そんな中、西側諸国の情報機関がいま、動向を注視している人物がいるという。それが、プーチン氏の「金」と「愛人」の管理を一手に引き受け、かつてはプリゴジン氏を手駒として陰で操っていたともされる、ユーリー・コワルチュクという人物だという。

「コワルチュク氏はプーチン氏と同じサンクトペテルブルク出身で、元々は優秀な物理学者だった。ソ連崩壊後ビジネスに転じ、当時副市長だったプーチン氏と親密な関係になった後、金融で大成功し、現在は『プーチンの銀行』と呼ばれる民間銀行『ロシア』の事実上のオーナーの地位にある」(ロシアウォッチャー)

 さらに同氏は、日本円で個人資産約3700億円という莫大な資金力をバックに「ナショナル・メディア・グループ」を組織。全国ネットの第1チャンネルや有力紙イズベスチヤのほか、23のメディアを傘下に収めるメディア王でもあるという。

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ナショナル・メディア・グループは、プーチン氏の愛人とされる新体操金メダリストのカバエワ氏が、会長職にあることは有名な話ですが、プーチン氏が所有するロシア北西部バルダイ湖近くの私邸の隣に建つカバエワ氏の邸宅も、実はコワルチュク氏の会社の名義。つまりは『金』と『愛人』ほか、すべてのプライベートの面倒を見てきたのがコワルチュク氏と考えていいでしょう」(同)

 しかも、同氏自身は物理学者だったが、同氏の両親が歴史学者だったこともあり、歴史への造詣が深い反面、保守的で極めて大ロシア主義が強い人物だと言われる。

「ニューヨークタイムズは、2人はコロナ禍の中、2020年春から夏までヴァルダイの別荘で隔離生活を送ったと報じていますが、その後、面談したフランス・マクロン大統領が『まるで別人のようだった』と語ったように、プーチン氏の言動がガラッと変化したと言われますからね。つまり、この時期になにかがあったということです」(同)

 その証拠に、2000年代のプーチン氏は「我々も西欧社会の一員になった」と発言するなど、西側諸国への歩み寄りを強調していた。しかし、現在は、欧米の退廃した文明からロシアを守るのが我々の使命だ、と180度姿勢転換しているのは周知の事実だ。

「つまり、超保守派であるコワルチュク氏が、プーチン氏に陰謀論的な世界観を刷り込んだ可能性は十分に考えられるということです。しかもプーチン氏は唯一、核のボタンを握る最高司令官。それを焚きつけているのが、大ロシア主義を掲げるコワルチュク氏だとしたら…最悪のケースが起こらないことを願うばかりです」(同)

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