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パ・リーグ球団別週間MVP 日本ハム・加藤豪将が4HRと大爆発、ソフトバンク・中村晃も好調キープ

SPAIA

頓宮裕真が首位打者浮上

先週からセ・パ交流戦に突入したプロ野球。パ・リーグ球団ではオリックスが4勝2敗でリーグ最速で30勝に到達し、首位に浮上。日本ハムも4勝2敗と好スタートを切った。一方、ロッテは初戦こそ勝利したがその後4連敗で2位に転落。最下位の楽天も1勝4敗と元気なく、30敗目を喫した。

SPAIAでは5月30日から6月4日までのwRAAを集計。本塁打数や安打数も含めて打撃面で貢献度の高い選手を「週間MVP」として球団別に紹介する。

wRAAとは、リーグの平均的な打者が同じ打席数の場合と比べてどれだけチームの得点を増やしたかを示す指標。平均的な打者なら0となり、貢献度が高いほど数値は大きく、低ければマイナスになる。wRAAが10なら、その打者が打席に立つことで、平均的な打者より10点増えたと評価できる。


首位に浮上したオリックスでは、頓宮裕真がチームトップのwRAA2.6をマークした。4日の中日戦で2本の二塁打含め3打数3安打2四球で全打席出塁するなど、週間で20打数7安打の打率.350、出塁率.480を記録した。

今季はここまで43試合に出場して、打率.338で首位打者と打撃好調。オールスターゲームのファン投票でも、日本ハムの清宮幸太郎を抑えてパ・リーグの一塁手部門トップに立っている。27歳の若武者が名実ともにチームの顔へと成長しつつある。

加藤豪将が新人記録の8試合連続安打

2位に転落したロッテでは、岡大海がチームトップのwRAA2.2をマークした。先週は5試合中4試合でスタメン出場し、16打数5安打の打率.313、出塁率.421、3得点を記録。5月31日の巨人戦では、初回に先頭打者本塁打を放つなど持ち前のパンチ力も発揮し、打線を牽引している。

3位・ソフトバンクでは中村晃がwRAA3.7でチームトップ。2日の広島戦で4安打を記録するなど、先週は24打数10安打の打率. 417をマークした。今季は主にトップバッターとして起用されている34歳のベテランが、持ち味のしぶとい打撃で存在感を放っている。

4位の日本ハムでは、加藤豪将がリーグトップとなるwRAA7.1を記録した。アメリカで生まれ育った逆輸入ルーキーは5月25日のデビュー戦から8試合連続安打をマークし、NPBの新人記録を更新。週間でも21打数10安打の打率.476、4本塁打、6打点と打棒が爆発。28歳のオールドルーキーがその実力をいかんなく発揮している。

若林楽人が打率.563、小郷裕哉も.538マーク

西武は若林楽人がwRAA3.1でチームトップだった。4日のDeNA戦で4打数4安打を記録するなど週間で16打数9安打の打率.563、OPS1.250をマーク。チーム打率.231(リーグ4位)、146得点(同5位)と深刻な得点力不足に陥っている打線の起爆剤となれるか。

楽天は小郷裕哉がチームトップのwRAA2.4をマークした。6月3、4日のヤクルト戦で2試合連続の猛打賞を記録するなど、先週は4試合に出場して13打数7安打の打率.538と気を吐いた。外野のレギュラー奪取へ今後も打撃でアピールを続けたい。

交流戦1週目を終えて、リーグ連覇中のオリックスと日本ハムが好スタート。交流戦の成績でリーグ内順位も大きく変動する可能性があるだけに、出遅れたチームにはここからの巻き返しに期待したい。

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