温泉の熱を利用した発電設備が箱根のホテルに導入されました。
【映像】導入された「バイナリー発電」
「こちらは温泉の蒸気の井戸で深さ300メートルところからくみ上げています」(梅田景記者)
箱根湯の花プリンスホテルに今月から導入されたのは、温泉の蒸気で代替フロンを沸騰させてタービンを回転させるバイナリー発電の設備です。
ホテルで使用する電力の約20%を賄えるほか、化石燃料を必要としないため、二酸化炭素の排出を63%、年間約187t削減することができるということです。
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バイナリー発電は日本に豊富に存在する再生可能エネルギーの地熱資源を有効に活用できますが、本格的な普及はまだ進んでいません。(ANNニュース)