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ティム・ロスらがクエンティン・タランティーノを語るドキュメンタリー映画、8月公開決定

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『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』©2019 Wood Entertainment

 クエンティン・タランティーノに関するドキュメンタリー映画『QT8: The First Eight』が、『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』の邦題で8月11日より全国公開されることが決定した。

参考:タランティーノ、引退作はコメディ映画を構想中? 「考えている時間が楽しい」

 本作は、『レザボア・ドッグス』で、長編監督デビューを果たしたタランティーノの頭と心の中を、タランティーノ監督作品に出演してきた俳優たちが暴くドキュメンタリー映画。『6才のボクが、大人になるまで。』などのリチャード・リンクレイター監督にまつわるドキュメンタリー映画『21 Years: Richard Linklater(原題)』を手がけたタラ・ウッドが監督を務めた。

 『レザボア・ドッグス』の耳切りシーンの誕生秘話や、『パルプ・フィクション』のジョン・トラヴォルタの役が実は別の俳優の予定だったこと、『ジャッキー・ブラウン』の亡きロバート・フォスターにまつわる秘話、『キル・ビル』でのユマ・サーマン事故の真相をはじめ、『ジャンゴ 繋がれざる者』でタランティーノが説教をしたジェイミー・フォックス、ダイアン・クルーガーが「クエンティンに殺されると思った」と語る『イングロリアス・バスターズ』で何があったのか、『ヘイトフル・エイト』の脚本の裏側、そしてティム・ロスが「少し知っている」と明かすタランティーノの引退後の計画についてなどが語られる。

 タランティーノの逸話と秘話をタブーなしで暴露するのは、ゾーイ・ベル、ブルース・ダーン、ロバート・フォスター、ジェイミー・フォックス、サミュエル・L・ジャクソン、ジェニファー・ジェイソン・リー、ダイアン・クルーガー、ルーシー・リュー、マイケル・マドセン、イーライ・ロス、ティム・ロス、カート・ラッセル、クリストフ・ヴァルツら、『レザボア・ドッグス』から『ヘイトフル・エイト』までに出演した俳優たち、そしてプロデューサーやスタッフたち。かねてより「長編映画を10本撮ったら、映画監督を引退する」と公言しているタランティーノ。本作はそんなタランティーノの最後の1本の前に特別に用意された作品となっている。

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 あわせて公開されたポスタービジュアルでは、タランティーノ監督が手に拳銃を握ってディレクターズチェアに座るイラストが描かれており、足元には多量の血痕が飛び散っている。さらに、『キル・ビル』を彷彿とさせる黄色を背景に、「タランティーノという唯一無二のジャンル。」というキャッチコピーとともに、本作にも出演しているタランティーノ作品に出演したことのある俳優の名前が並んでいる。

(文=リアルサウンド編集部)

 
   

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