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終盤のビッグセーブで無失点に貢献の鹿島GK早川友基。浦和サポーターの威圧感も「楽しかった」

SOCCER DIGEST Web

[J1第16節]浦和0-0鹿島/6月4日/埼玉スタジアム2002

 鹿島アントラーズは6月4日に敵地で浦和レッズと対戦し、0-0のドローに終わった。前半は主導権を握ってゴール前まで迫るも得点を奪えず、逆に後半は浦和に攻め込まれる時間帯が続いたが、最低限の勝点1を持ち帰った。

 無失点に大きく貢献したのが鹿島GKの早川友基だ。90+2分には、浦和FWのホセ・カンテに決定的なヘディングシュートを打たれるも、ファインセーブでピンチを凌いだ。試合後、早川はセーブの場面について「相手の身体の向きを見て、冷静に処理できた。苦しい時間帯が続いたが、ディフェンス陣全員が集中を切らさず、最後まで身体を張っていた。最低限の仕事はできたと思う」と胸を張る。
 

 早川はボールを握る時間帯が多かった前半には、相手のプレスをものともせずにボランチに縦パスを通すなど、ビルドアップでも貢献。そのビルドアップについて、「練習でも色々な形を試していて、味方との意思疎通も高まってきている。試合中には相手のプレスの出方によって細かく繋ぐのか、大きく蹴るのかという判断を臨機応変にしている。今日の相手には比較的、自信を持って繋ぐことができた」。
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 天候にも恵まれ、4万5575人という大観衆が詰めかけたなかでのプレーだったが、早川は「楽しかった」と振り返る。

「国立での名古屋戦の時と同じく、大観衆のなかでは空気に飲まれることなく、より集中してプレーができている。特に後半は背中に浦和サポーターがいたけど、逆に良い緊張感だった。鹿島も浦和もお互いに素晴らしいサポーターがいて、この最高の雰囲気のなかでプレーできるのはサッカー選手の醍醐味だと思うし、幸せに感じていた」

 またこの試合では、日本サッカー協会(JFA)の審判交流プログラムで来日したイングランド人のアンドリュー・マドレイ主審が笛を吹いた。プレミアリーグでも豊富な経験を持つレフェリーについては、「本当にやりやすかった」と大絶賛。

「アドバンテージを取る判断が適切でやりやすかった。戦術的なファウルに対しても、やみくもにイエローカードを出すことがなかったので、試合も荒れなかった。今日は審判に対して全くフラストレーションがたまらなかったし、本当に良い試合だったと思う」

 浦和戦を終えて、鹿島は現在8位。早川は今後について「来週(6月11日)の湘南ベルマーレ戦でちょうどリーグ戦は折り返しになる。後半戦、上位に食らいついていくために、必ず勝点3を取りたい」と意気込みを語った。

取材・文●尾池史也(ワールドサッカーダイジェスト編集部)

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