
【MLB】メッツ4-6ブルージェイズ(6月4日・日本時間5日/ニューヨーク)
2021年の本塁打王が日本人ルーキーにきつい洗礼だ。この日、今季11度目の先発登板に臨んだメッツの千賀滉大投手は、2回2/3を投げ、4安打5四球3奪三振4失点(自責3)で降板。初回を無失点で切り抜けたが、2回、3回と立て続けに失点を許し、メジャー最短KOで今季6勝目はお預けとなった。
【映像】千賀のストレートを完璧に弾き返したゲレーロJr.の弾丸HR
強烈な一発を浴びたのは、2点ビハインドの3回1死走者なしという場面。ブルージェイズのゲレーロJr.に94.1マイル(約151.4キロ)の初球フォーシームを叩かれ、勢いよく飛び出した打球はあっという間にレフトスタンドへ。打球速度108.3マイル(約174.3キロ)、飛距離406フィート(約123.7メートル)を計測する豪快弾だった。
これには、日本のファンも感服するしかない。ABEMAの視聴者からは、「ホームラン!」「はいったあ!」「スイングはんぱねえ」「コイツすげえわ」といった興奮気味のコメントに加え、「ジェイズ打線えぐいな」「さすがパワーあるね」「飛ぶなー」「打球の勢いが半端じゃない」と脱帽のコメントが寄せられていた。
代名詞の「お化けフォーク」を武器にメジャーの舞台でも活躍する千賀だが、この日は、ブルージェイズ・菊池雄星投手との日本人投手対決も注目されたなか、思うような投球を見せられず。これで防御率は3.75となっている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)