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若村麻由美、『この素晴らしき世界』クランクイン 「1クールよろしくお願いします!」

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『この素晴らしき世界』©︎フジテレビ

 若村麻由美が主演を務める7月期のフジテレビ木曜劇場『この素晴らしき世界』がクランクインを迎えた。

参考:若村麻由美、『この素晴らしき世界』で鈴木京香の代役に 約20年ぶりに地上波連ドラ主演

 本作は、平凡な生活を送る“主婦”が、ひょんなことから芸能界で活躍する大女優になりすましながら二重生活を強いられてしまう、なりすましコメディー。若村は、普段はスーパーマーケットでパートとして働く主婦と、大物女優という真逆な性格、生活を送る1人2役を演じる。

 浜岡妙子(若村麻由美)は年上の夫・浜岡陽一(マキタスポーツ)と息子のあきらと暮らす、どこにでもいる平凡な主婦。子育てとパートに追われながら、これといった趣味もなくただただ生きてきた。主婦業とパートをこなしながらも「お前は社会を知らない」と陽一とあきらからは低く見られる日々。そんな中、妙子はパート先や日常生活の中で誰かに尾けられているような、監視されているような、妙な視線を感じるように。陽一に相談するが、「意味なく不安になるのも更年期なんじゃ……」とまったく取り合ってもらえない。視線を感じるようになってから2週間ほどたったある日、妙子の前に西條隼人と名乗る者が現れる。それは女優・若菜絹代の事務所関係者だった。西條は若菜が週刊誌のスキャンダルがきっかけで国外へ失踪してしまったことを伝え、その身代わりとしてスキャンダルの謝罪会見に出席してほしいと妙子に頼む。というのも、妙子と若菜は顔だけでなく声までもがそっくりで、事務所関係者も認めるほどだったのだ。突拍子もない内容に妙子は断るが、身代わりを務めることで得られる高額な報酬が頭から離れない…。後日、西條らの説得と高額報酬につられて会見に出席することになった妙子。会見当日、若菜が所属するプロダクションの社長・比嘉莉湖(木村佳乃)と、若菜の夫・水田夏雄(沢村一樹)と出会い、いよいよ会見本番を迎えるのだが――。

 撮影は、若村演じる主人公・浜岡妙子が働くス-パーマーケット・ラビットマートの野菜売り場からスタート。初日は白いカットソーにラビットマートのエプロンというラフないでたちでのシーンに。若村は収録現場に到着すると、制作スタッフよりも大きな声で「これから(1クール)よろしくお願いします!」とあいさつし、今作に懸ける思いが垣間見えた。撮影の合間には監督と共に熱心に、そして時には談笑を交え話し合いながら初日の収録は順調に進んでいった。

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 体調不良により降板した鈴木京香に代わり主演を務めることになった若村は、仲代達矢主宰の「無名塾」出身で、連続テレビ小説『はっさい先生』(1987年/NHK総合)のヒロインに選ばれてデビュー。フジテレビの連続ドラマでの主演は『夜桜お染』(2003年/フジテレビ系)以来約20年ぶりとなり、本作で共演する木村佳乃、沢村一樹、マキタスポーツとは初共演となる。

 今回、若村演じる主婦・妙子の場面写真が公開となったが、今後は大女優・若菜になりすます妙子、海外へ失踪してしまった大女優・若菜絹代の姿も公開される予定だ。真逆な生活環境と性格の二役を演じる若村の演技や見た目の振り幅にも注目だ。

■鈴木吉弘(プロデュース)コメント

・今作の企画について

実はこの企画は、僕がまだ駆け出しのプロデューサーだった頃からやってみたかった企画なんです。その頃ご一緒していた制作のプロデューサーの方と、あれこれと考えていました。失踪する女優と、その身代わりを演じることになる一般人のコメディーです。それを、30年くらい経った今、引き出しの奥から引っ張り出した感じです。もちろん一緒に考えていたプロデューサーさんにも許可をいただきました。今回は、大人の俳優さんたちを集めたいという企画でしたので、まずキャスティングを始める前に、物語の全てのプロットと脚本を概ね完成させて、それを読んでいただいた上でキャスティングのお願いをさせていただきました。

・台本の進行の早さについて

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