
【MLB】アストロズ1-2エンゼルス(6月4日・日本時間5日/ヒューストン)
前日まで3連敗を喫し、今季30勝30敗と貯金を吐き出したエンゼルス。アストロズとの4連戦・最終戦は是が非でも勝って貯金を作りたい、そんな思いが込められた試合となったが、やはり勝負を決めたのは大谷翔平投手だった。
【映像】大谷翔平、フェン直ツーベースでネトが一気にホームイン!
5回裏、アストロズは7番ディアスが先制のソロホームランを放つと、直後の6回表、7番ウルシュラがサードライナーを放った直後、8番レンヒーフォが同じくソロホームランでたちまち同点に。9番ネトがライトフライとなり2アウトとなるも、4人目のバッター大谷に注目が集まった。この日はここまでレフトフライとファーストゴロ。4球目を打つとセカンドゴロでチェンジとなったが、次の打席がハイライトとなった。
8回表。エンゼルスは7番ウルシェラがレフト前ヒットで出塁すると、8番レンヒーフォのライトフライで1アウト。続く9番ネトのショートゴロで1塁走者のウルシェラが二封。ゲッツーを狙った一塁への送球だが、ネトの足が速く2死一塁に。
広告の後にも続きます
次打者の大谷は3-2からの6球目をフルスイングすると打球はライトフェンスを直撃。打球が強烈だったこともあり、通常なら一塁走者のホームインは微妙なタイミングだったが、2死一塁でフルカウントだったため、ネトは投球と同時にスタートを切っていた。打球の行方に関係なくダッシュすることができたため、ネトは俊足を生かして一目散にホームイン。2死&フルカウントという状況にネトの俊足があったからこその決勝点と言えるかもしれない。
直後、SNSでは「よっしゃー!」「おねがいおねがいおねがいこのままおわってー」などの声が挙がったが、その希望通り、この一打が決勝点となりエンゼルスは2対1で勝利。
ロースコアの緊迫した試合を、最後に大谷が決め手くれた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)